自動車保険というのは様々な設定をすることができます。
運転者限定や年齢条件などが代表的なものです。
「年齢条件って設定したほうがいいの?」
「年齢条件を設定しないとどのくらいの保険料割高になるの?」
などというように疑問に思う人がいるでしょう。
では、今回は自動車保険に年齢条件を設定しなかった場合の保険料について、メリットとデメリットとともに紹介していきます。
もくじ
自動車保険の年齢条件とは?
自動車保険の年齢条件というのはそもそもどのようなものなのでしょうか?
年齢条件というのは保険の適用の年齢の範囲を決めてしまう設定のことです。
また、その年齢条件というのはいくつかの条件があります。
21歳以上
21歳以上というのは満21歳であれば設定することが出来る年齢条件です。
20歳の人は設定することができませんが21歳以上であれば設定可能だよ!という保険会社がほとんどです。
26歳以上
26歳以上も21歳以上と同様に満26歳以上であれば設定することが可能です。
これも26歳以上であれば設定できるという保険会社がほとんどです。
35歳以上
35歳以上は満35歳であれば設定できます。
保険会社によっては30歳以上で設定することができるところもあります。
このようにどこの保険会社も年齢条件は3つの区切りがあります。
年齢条件の設定年齢が上がっていくと同時に保険料も安くなっていきます。
では、もし年齢条件を設定していなかった場合は保険料は設定していた場合と比較してどのくらい違ってくるのでしょうか?
自動車保険の年齢条件なしの場合!保険料は?
自動車保険の年齢条件を設定していないという人もいますよね。
実は自動車保険の年齢条件を設定していないという人はとても損をしているんです。
「子どもが18歳なので年齢条件を設定できない。」
というような家庭で無ければ、年齢条件を設定したほうがいいんです。
では、年齢条件を設定していなかった場合、保険料はどれくらい割高になるのか?について紹介していきます。
保険会社別でみる割引率!
ソニー損保
割引率 | |
30歳以上 | -0.75 |
26歳以上 | -0.73 |
21歳以上 | -0.54 |
全年齢 | 0 |
損保ジャパン日本興亜
割引率 | |
35歳以上 | -0.69 |
26歳以上 | -0.67 |
21歳以上 | -0.55 |
全年齢 | 0 |
あいおいニッセイ同和
割引率 | |
35歳以上 | -0.73 |
26歳以上 | -0.69 |
21歳以上 | -0.45 |
全年齢 | 0 |
東京海上日動
割引率 | |
35歳以上 | -0.73 |
26歳以上 | -0.71 |
21歳以上 | -0.47 |
全年齢 | 0 |
三井住友海上
割引率 | |
35歳以上 | -0.62 |
26歳以上 | -0.61 |
21歳以上 | -0.4 |
全年齢 | 0 |
JA共済
割引率 | |
35歳以上 | -0.7 |
26歳以上 | -0.66 |
21歳以上 | -0.4 |
全年齢 | 0 |
各保険会社の割引率はこのようになっています。
なので、例えば三井住友海上に加入する場合。
年齢条件を設定しない場合の保険料は50000円だとします。
それに35歳以上の年齢条件を設定した場合は19000円です。
なので、保険料を31000円も抑えることが出来るのです。
とてもお得ですよね。
詳しくはこちらもどうぞ。
では、年齢条件を設定していない場合はどうなのでしょうか?
年齢条件を設定しない場合!保険料は割高に!
東京海上日動で保険を契約していたとします。
年齢条件を設定していれば保険料から-73%割引されることになります。
しかし、設定していない場合はどうでしょう?
本来なら割引出来るものを設定しないでいると保険料を多く払っているということになりかねません。
要は保険料が割高になるということなのです。
年齢条件を35歳以上に設定し、13500円で保険料が済むはずなのに設定をしなかったため、50000円支払いしていた場合。
36500円も損をしているんです。
36500円も月に出費を抑えることができれば、それはラッキーですよね。
年齢条件を設定するメリット・デメリット
年齢条件を設定するというのはたくさんのメリットがあります。
しかし、メリットがある反面、どうしてもデメリットが発生してきます。
では、年齢条件を設定するメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット
・保険料が安くなる
・他人であれば年齢条件は関係ない
デメリット
・年齢条件を設定できる範囲がある
・家族であれば年齢条件次第で運転できない場合がある
メリットに関しては先ほども説明したように保険料が安くなります。
保険料は年齢条件が上がっていくと、その分安くなるのでとてもお得です。
また、もう一つのメリットに関しては特に重要です。
例えば、今日は友達に車を貸す!というような場合です。
そのときに年齢条件を満たさない友達が乗って事故に遭ってしまった場合、補償されないんじゃないか?と思いますよね。
いえいえ!そんなことはありません。
年齢条件は運転者限定とは違い、他人が乗って事故を起こしてしまった場合で年齢条件に当てはまっていなかった場合でも補償されるのです。
このメリットは保険加入者にとって、優しくなっていますね。
デメリットですが年齢条件というのは上記でも紹介したように範囲が決まっています。
なので、例えば21歳以下であれば年齢条件を設定することが出来ません。
年齢条件が設定できないということは保険料が安くならないということです。
こればかりはその年齢条件に達成するまで待つしかありません。
もう一つのデメリットは家族であれば、年齢条件が適用されるということです。
メリットで説明した他人は年齢条件の適用になりませんが戸籍が同じ場合や住所が同じというような場合は家族とみなされるので年齢条件が関係してきます。
同居している家族や別居しているけど未婚の子などは年齢条件の適用になってしまうので注意しましょう。
しかし、メリットの保険料が少なるということを考えると年齢条件を設定しておいたほうがいいですよね。
もし、年齢条件を外したい!変更したい!というような場合はすぐに変更することができるのでそこは安心してください。
年齢条件の見直しを!保険料と同時に
年齢条件というのは設定を自分で変更しなくては保険会社が変更してくれるというわけではありません。
例えば、誕生日がきて満26歳になったから、年齢条件もそれに合わせて変更されるというのは大間違いです。
自分で変更しなくてはならないんです。
また、先ほどの表にもあるように保険会社によって、年齢条件の割引率というのが違ってきます。
「今よりももっと保険料を安くしたい!」
というような場合は保険会社の見直しも必要になってきます。
年齢条件を変更しなくてはならない時などに保険会社の見直しを行うことで保険料の比較もすることができます。
しかし、保険会社の見直しというと、各保険会社に電話して、資料請求して…。
というような印象がありますよね?
それでは効率が悪すぎます。
各保険会社の見直しというのは実は「自動車保険一括見積もり(無料)」というサイトを利用すれば簡単にできてしまうのです。
もちろん、年齢条件を設定した場合の保険料も比較できます。
時間を短縮して、効率よく保険の見直しが出来るのでぜひ、みなさんに使っていただきたいです。
詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
自動車保険に年齢条件を設定しなかった場合の保険料について、メリットとデメリットとともに紹介してきました。
年齢条件というのは設定していないという人がかなりいます。
そんな人は損をしているのです。
年齢条件を設定すれば、保険料が安くなるというとても大きなメリットが存在します。
また、年齢条件の設定年齢が上がっていくと、保険料の割引率も上がっていきますし、設定していない場合は逆に割高になってしまいます。
なので、年齢条件の設定をするようにしましょう。
年齢条件は保険会社によって割引率が違ってきます。
保険料を安くしたい!
保険会社を比較したい!
というような場合は自動車保険一括見積もりを利用してみましょう。
簡単に比較することが出来ます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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