30代の方の多くは家庭を持ったり、将来のことを考えたりする年代ですね。
そろそろ生活の色々な「出費」が気になると思います。
このタイミングで家庭の生活費の見直しをされる方も多いのではないでしょうか。
節約の中で一番大きい効果があるのは必ず払う必要のある「固定費」です。
例えば月々払うもの。
携帯電話の料金や保険料ですね。
この固定費を見直すことで年間通したときに大きな節約効果を得られます。
見直しで安くできる可能性のある固定費といえば自動車保険。
一括で支払っている人もいれば月々で払っている方もいますよね。
30代といえばそこそこ保険料は安くなっているはずですが、もっと下げられる可能性があります。
今回はそんな30代の自動車保険の料金についてです。
・30代の普通自動車の保険料はどのくらい?
・30代の軽自動車の保険料はどのくらい?
・30代の自動車保険料を安くする方法が知りたい
30代の自動車保険料の相場を確認し、そこからさらに下げる方法を見ていきましょう。
もくじ
30代の普通自動車保険料は高いの?安いの?

まずは30代の「普通自動車」の保険料を見ていきましょう。
下記の表は国内の自動車保険大手6社に様々な条件で見積もりを出してもらい保険料を比較した表です。
補償条件は対人対物無制限、人身傷害5000万円という一般的な補償内容です。
さらに30代ということで30歳以上補償をつけています。
もし、10代や20代の友人や家族が運転する場合は年齢制限を付けられないため、今回の見積もり金額が参考にならなくなりますので注意してください。
あとは年齢や車両保険の有無などで条件を変えています。
特に条件の違うところは色を付けてあります。
32歳の保険料(対人対物無制限 人身傷害5000万円) |
||||||
年齢 | 32歳 | 32歳 | 32歳 | 32歳 | 38歳 | 38歳 |
等級 | 15等級 | 15等級 | 10等級 | 15等級等級 | 20等級 | 20等級 |
免許の色 | ゴールド | ゴールド | ブルー | ゴールド | ゴールド | ゴールド |
使用目的 | レジャー | 通勤 | 通勤 | 通勤 | レジャー | 通勤 |
車種 | 5ナンバー | 5ナンバー | 5ナンバー | 5ナンバー | 5ナンバー | 5ナンバー |
車両保険有無 | 車両保険あり | 車両保険あり | 車両保険あり | 車両保険無し | 車両保険あり | 車両保険無し |
各社保険料 |
||||||
A社 | 32600 | 38720 | 49020 | 28480 | 15980 | 9190 |
B社 | 32880 | 39590 | 51800 | 30420 | 18030 | 9420 |
C社 | 46160 | 55680 | 69460 | 39730 | 22130 | 10970 |
D社 | 55330 | 66790 | 76720 | 42480 | 23420 | 13350 |
E社 | 58650 | 74850 | 88320 | 54260 | 26160 | 14750 |
F社 | 56880 | 75560 | 84320 | 55660 | 23300 | 15600 |
月々の保険料 | 4373.25 | 5468.225 | 6485.85 | 3894.625 | 1978.2 | 1121.575 |
30代の保険料の平均は約10000円~50000円。
30代になってくるとほとんどの人が15等級を超えてきますし、30歳以上補償特約を設定できるため、保険料は全体的に低めです。
車両保険を付けても10万円を超えるようなケースはまずありません。
30歳以上補償を外すと(年齢制限を設けない)10万円を超えるケースも出てくるようです。
38歳で20等級になると、車両保険を付けなければ年間保険料が10000円を切る会社もあります。
こうなると月々わずか900円ほどです。
一番下の月々の保険料は「6社の平均値×5%÷12か月」で計算しています。
(分割払いの場合会社によって3%~8%高くなるため)
大体高いケースでも月々5000円くらいですね。
安いケースになると月々1000円ほどです。
細かい条件を見ていくと、通勤かレジャーかではそこまで保険料は変わりませんね。
保険料が大きく変動する要素としてはやはり等級と車両保険です。
事故を起こしたりして等級が10等級ほどのドライバーで車両保険を付けた場合は80000円を超える会社もあります。
全体的なイメージとしては特別なケースでもない限り保険料は年間50000円以内に収めることが可能のようです。
ただ、こうして表にして比較してみると同じ補償条件でも会社によってだいぶ保険料が違いますね。
特に今回のケースではA社とF社では2倍近く保険料が違う場合もあります。
自動車保険の保険料算出条件は会社によって違うので、差が出ること自体は珍しくありませんが、ここまで開くのは驚きですね。
特にブルー免許の10等級のケースを見ると一番安いA社と一番高いE社では年間で39300円、F社とは年間35300円も保険料が違ってきます。
会社によって補償内容は同じでもロードサービスや付帯サービスが若干変わってくるので、純粋に価格だけで比較はできませんが…
30代の軽自動車保険料相場はいくらくらい?

続いて軽自動車です。
維持費が低く、手軽に乗れるので20代同様、30代の方でも軽自動車所有率は依然高いようです。
30代の保険料(対人対物無制限 人身傷害5000万円) 軽自動車 |
||||||
年齢 | 32歳 | 32歳 | 32歳 | 32歳 | 38歳 | 38歳 |
等級 | 15等級 | 15等級 | 10等級 | 15等級等級 | 20等級 | 20等級 |
免許の色 | ゴールド | ゴールド | ブルー | ゴールド | ゴールド | ゴールド |
使用目的 | レジャー | 通勤 | 通勤 | 通勤 | レジャー | 通勤 |
車種 | 5・7ナンバー | 5・7ナンバー | 5・7ナンバー | 5・7ナンバー | 5・7ナンバー | 5・7ナンバー |
車両保険有無 | 車両保険あり | 車両保険あり | 車両保険あり | 車両保険無し | 車両保険あり | 車両保険無し |
各社保険料 |
||||||
A社 | 20860 | 27440 | 39270 | 26470 | 15400 | 9380 |
B社 | 24000 | 29710 | 39760 | 29880 | 17600 | 9610 |
C社 | 28980 | 37980 | 49550 | 35450 | 21300 | 11010 |
D社 | 32440 | 40140 | 51090 | 39990 | 23090 | 12610 |
E社 | 33350 | 42150 | 55640 | 51440 | 23530 | 13130 |
F社 | 34180 | 53310 | 66580 | 56560 | 24700 | 14350 |
月々の保険料 | 2676.625 | 3557.575 | 4595.85 | 3733.1 | 1928.85 | 1062.425 |
各ドライバーの条件は先ほどの普通車と同じです。
普通自動車に比べて全体的に相場が低いですね。
条件によっては30%ほど安くなっているようです。
理由はもちろん「車両保険」にあります。
普通自動車に比べて車両代が安い軽自動車にはそこまで保険料が上乗せされないのです。
車両保険無しだと、普通車のドライバーと保険料はほぼ変わりません。
多少違いますが誤差範囲内です。
車の装備や特約で逆転するでしょう。
こちらも一番高い保険料の安い会社と高い会社の差額を計算したら27310円もの差が出ました。
普通自動車、軽自動車どちらとも自動車保険会社によって全く保険料が違いますね。
なぜ各社で保険料がこんなに違う?
普通自動車と軽自動車別に色々な条件で自動車保険会社を比較した表を見て、各社の保険料の違いに驚いた方もいるのではないでしょうか。
自動車保険の保険料というのは各社が独自の基準で設定しているので、同じ補償内容でも会社によって全く料金が違うのです。
年齢が高いドライバーを優遇している会社や、車種でリスクを決めている会社もあるそうです。
もちろん年齢制限で安くなるとか、等級が上がることで安くなるといった「傾向」は一緒ですが、算出基準が違うため、同じ条件でも保険料が全然違ってくるのです。
もちろんロードサービスや特約の豊富さなど、会社によって保険料以外の部分の違いもあるので、保険料の高い会社が無駄に高いとも限りません。
ですが、各社ともロードサービスで圧倒的にサービスが違う会社はありませんし、特約が多少手厚いとしてもそれで年間何万円も違ってくるのは、なんだかコスパ的に合わないような気がしますね。
やっぱり保険料は安ければ安いほどうれしいですよね。
言い方は悪いですが、ひょっとしたら無駄に保険料を払っている可能性がありますので、もし更新の時期が近付いているならこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。
一番安い自動車保険に乗り換える方法

一番安い自動車保険会社を探すなら色々な会社から見積もりを取って比較してみるのが一番です。
多くの会社から見積もりをと取れば取るほど安い自動車保険会社が見つかる可能性は高いでしょう。
更新日が近付いたらできるだけたくさんの自動車保険会社に見積もりを取り、保険料を出してもらうようにしましょう。
日本の自動車保険会社は国内と外資系併せて全部で20社以上。
今よりも安い保険料の会社はきっとあるはずです。
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ですが見積もりの際に1つだけ問題があります。
自動車保険の見積もり請求ってものすごく面倒なんです。
見積もりを取ったことがある方はご存知かもしれませんが、自動車保険の見積もりって1社取るだけでも大変です。
自動車保険のホームページにアクセスして以下のような様々な情報を入力しないといけません。

車の情報や補償内容、使用目的に住所、免許証の色…
2.3社くらいならいいんですがこれを5社も6社もやっているとものすごく疲れます。
この作業が面倒で保険会社の比較検討をあきらめてしまうドライバーも多いです。
ですが多くの会社から見積もりを取らないと保険料の安い保険会社はわかりません。
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自動車保険一括見積りサービスは、1回の入力で複数の会社から保険料の見積もりを取れるサービスです。
先ほどのように1社1社ホームページをめぐっていちいち情報を入力することなく、1つのサイトで自動車保険会社複数から見積もりを取ることができます。
見積もりが取れたら送られてきた金額やサービスを比較して自分に合った保険会社を選んで契約するだけです。
サービスの利用に関して料金は一切かかりません。
各自動車保険会社の広告料で運営されているのでユーザーに金銭的な負担は一切ありません。
見積もりを取るだけでもOKなので、更新時期が近付いてきたドライバーはもちろん、自分の保険料が高いのか安いのか気になっているドライバーも気軽に利用することできます。
簡単に比較のできる便利なサイトです。
詳しくはこちらをご覧ください。
最後に
30代の保険料ですが、高級車に乗っているとか、等級が低いといったケースを除いて、大体の方は10000円~50000円くらいで収まるようですね。
等級や年齢制限特約のおかげで、20代のころに比べてかなり安くなっているためそれで満足してしまう人が多いようです。
ですが、30代でも自動車保険会社を見直すことで、今よりも保険料を節約できる可能性があります。
乗り換えるだけで年間数千円も数万円も安くなるならやらないと損ですね。。
自動車保険の更新が近付いてきたら是非自動車保険会社の見直しをしてみてください。
複数の会社から見積もりを取った時、ひょっとしたら今よりもずっと安い保険会社があってびっくりするかもしれませんよ。
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