契約台数で自動車保険料が安くなるって本当?割引率はどのくらい?

 

所有している車の台数が多いと、自動車保険の支払いもなかなか大変ですね。

車に乗るなら自動車保険は必要なものですが、その保険料はなるべく安く抑えたいものです。

自動車保険には、さまざまな割引が設けられています。

ゴールド免許であれば割引が受けられる「ゴールド免許割引」、新車であれば受けられる「新車割引」、エコカーであれば受けられる「エコカー割引」など、加入者や車の状況に応じた割引があります。

こうした割引のなかに「契約台数に応じて自動車保険料が安くなる割引がある」という情報を耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、「契約台数に応じて自動車保険料が安くなる割引」についてご紹介しています。

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「ノンフリート多数割引」を活用すると契約台数に応じた割引が受けられる

契約台数に応じて自動車保険料が安くなる割引としては「ノンフリート多数割引」があります。

ノンフリート多数割引とは、複数の自動車を1つの保険証券でまとめて契約することで適用される割引です。

契約する車の台数に応じて1~6%程度の割引が受けられます。

ただし、ノンフリート多数割引が適用されるには、「1つの保険証券で複数の自動車をまとめて契約する」ことの他にも以下のような条件を満たす必要があります。

・記名被保険者が契約者本人、またはその配偶者、同居の親族である
・各車の保険契約の満期日を統一

ただ、ノンフリート多数割引はすべての保険会社で設けられている割引ではありません。

ノンフリート多数割引に興味がある方は、まずは契約している保険会社でノンフリート多数割引の有無を確認してみてください。

一般的に、ダイレクト型(通販型)の保険会社では設けられているところが少なく、代理店型の保険会社でよく設けられている傾向があります。

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ノンフリート多数割引の割引率は?

ノンフリート多数割引の割引率は保険会社によりさまざまです。

以下に保険会社ごとの割引率を一覧にしてみました。

参考にしてみてください。

保険会社ノンフリート多数割引率
全労済(マイカー共済)0.03
共栄火災2台:3%
3~5台:4%
6台以上:6%
あいおいニッセイ同和損害保険2台:3%
3~5台:4%
6台以上:5%
三井住友海上2台:3%
3台~5台:4%
6台以上;5%
東京海上日動2台:3%
3~5台:4%
6台以上:6%
損保ジャパン日本興亜2台:3%
3~5台:4%
6台以上:6%
ソニー損保1,000円

※この他の保険会社でもノンフリート多数割引を取り扱っていることがあります。

保険会社各社の割引率を見てみると、2台で3%、3~5台で4%、6台以上で6%の割引率のところが多いようです。

ノンフリート多数割引だけでは大きな割引とは言えませんが、家族の自動車保険契約をひとつにまとめられるため管理が楽になるというメリットもあります。

「ノンフリート多数割引」を活用する場合の注意点は?

ノンフリート多数割引は、複数の自動車を所持している場合には自動車保険料が割り引かれるオトクな割引です。

しかし、ノンフリート多数割引を活用する場合には、少し気を付けておきたい点があります。

以下の点に注意してノンフリート多数割引を活用してみてください。

同居の親族の車にしか適用されない

ノンフリート多数割引は、「同居の家族の自動車保険をまとめて契約するなら割引きましょう」といった側面のある割引です。

このことから、同居の親族が別居することになった場合には、翌年の更新から別居の親族の自動車保険にはノンフリート多数割引適用されないことになります。

すべての自動車保険の保険期間を統一しなければならない

ノンフリート多数割引を適用するためには、すべての自動車保険の始期日、満期日を同じにして保険期間を統一する必要があります。

保険期間が違う場合には、現在加入している自動車保険をいったん解約して加入し直さなければなりません。

この時、保険期間の途中で解約した場合には、ノンフリート等級がアップする時期が遅れてしまうことになります。

なぜなら、ノンフリート等級は保険契約が1年経過して満期日を迎えることで等級がアップしていくからです。

例えば、満期日が7月31日の契約の自動車保険に加入していた場合にこれをノンフリート多数割引を適用させるために4月1日が始期日の契約に加入し直すことにした場合には、新たに加入し直した保険が満期日を迎える3月末まで等級がアップせずに据え置かれることになります。

この例の場合では、8月から翌年の3月までノンフリート等級がアップせずに据え置かれることになります。

ノンフリート等級は20等級が最高の等級ですからすでに20等級である場合には据え置かれようが問題ありませんが、ノンフリート等級が低い場合にはノンフリート等級が据え置かれる分少し損をするかもしれません。

とくにノンフリート等級が低い場合には、1等級アップするだけでも保険料の割引率が随分と違います。

家族の保険期間を調整する場合には、この点も考慮した上で検討してみるとよいでしょう。

追加で新たに車を購入するなら「セカンドカー割引」も適用される

新たに車を購入し自動車保険に新規加入する場合には、ノンフリート多数割引に加えてセカンドカー割引も併用できます。

セカンドカー割引とは、新たに購入し、自動車保険に新規加入する2台目以降の車に適用される割引です。

1台目の車のノンフリート等級が11等級以上で自家用車であるときに、新たに購入する車の所有者が1台目の車の記名被保険者と同一人物あるいはその配偶者、同居の親族である場合に受けられます。

自動車保険に新規加入する場合には通常ノンフリート等級は6等級からスタートすることになりますが、セカンドカー割引が適用されると7等級からスタートできます。

ノンフリート等級が通常よりも1等級上の7等級からスタートできるため、その分保険料の割引率が高くなり保険料を安く抑えられます。

セカンドカー割引はノンフリート多数割引と併用できますが、併用する場合には同一保険会社で保険契約をまとめる必要があることに注意しましょう。

ノンフリート多数割引とセカンドカー割引を併用せずセカンドカー割引のみ適用したい場合には、他の保険会社での契約でも適用されます。

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さいごに

車の所有台数が多い場合には、ノンフリート多数割引の適用を検討してみると自動車保険料の節約につながります。

保険期間をそろえなければならないなど少し面倒なことはありますが、保険料が安くなりますから検討してみて下さい。

自動車保険料はちょっとした割引の積み重ねで随分と変わってきます。

適用できる割引があるようなら、すべて適用できるように申告してみましょう。

自動車保険の割引は、こちらから申告しないと割引かれないことが多いです。

被保険者や車の状況に変化が生じたら、保険会社に申告するようにしましょう。

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