26歳以上限定の自動車保険料の相場は?月額いくら?普通車、軽自動車別に解説

 

26歳以上になると、自動車保険の保険料がそれまでに比べて大幅に安くなります。
26歳以上になる機会に、自動車保険の見直しを考えている人も多いのではないでしょうか。

自動車保険の見直しを検討する際に気になるのが、保険料の相場です。
自動車保険の保険料は等級や運転者の範囲などによって大きな差がありますが、大まかな相場を知っておけば保険料の比較がしやすくなります。

今回は、26歳以上の自動車保険料の相場をご紹介します。
軽自動車と普通車の両方の場合について解説しますので、保険料を比較する際の参考にしてみてください。

なお、自動車保険の保険料は、等級や車種、車両保険の有無などの条件によって大きく変わります。
正確な保険料が知りたい場合は、一括見積もりなどのネットのサービスを利用して、いちど試算してみることをおすすめします。

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26歳以上になると保険料が大幅に安くなる

まずは、26歳以上になるとどれくらい保険料が安くなるのかを確認しておきましょう。

自動車保険は、運転者の年齢を制限することで保険料を安くすることができます。
これは、年齢が高い人のほうが事故を起こしにくいことが統計上明らかになっており、低いリスクに見合った金額に保険料が設定されているためです。

年齢条件には「全年齢対象」「21歳以上対象」「26歳以上対象」「35歳以上対象」などがあり、年齢条件が厳しくなるほど保険料が安くなります。

年齢による割引率は、保険会社によって異なります。
各年齢条件のおおまかな割引率は、以下の通りです。

年齢条件割引率
30歳・35歳以上62%-75%
26歳以上61%-73%
21歳以上40%-55%
全年齢対象0

以上の通り、年齢条件を設定すると大きな割引を受けられます。
特に「21歳以上」と「26歳以上」に設定した際の減額率が大きいため、年齢条件を設定できるようになったら忘れずに条件変更することが大切です。

「26歳以上限定」の自動車保険は、「全年齢対象」と比べると6割から7割引の大幅に安い保険料で利用できます。

軽自動車の保険料の相場は26歳以上限定だといくらくらい?

それでは、軽自動車の保険料の相場をみていきましょう。

見積もり条件

年齢条件26歳以上等級10等級
車両保険一般・エコノミー・車両保険なし対人・対物・人身傷害無制限
免許証ブルー運転者の範囲家族限定
使用条件日常・レジャー年間走行距離9,000km

以上の条件で各社の見積もりをとった平均額をご紹介します。

車両保険の有無は保険料を大きく左右するため、「一般タイプの車両保険・エコノミー型車両保険・車両保険なし」の3通りの保険料をご紹介します。
エコノミー型は、補償範囲を限定することで保険料を安くしたタイプの車両保険です。

なお、軽自動車の車種は「ホンダ N-BOX」で見積もりをとっています。
普通車の場合は車の型式による「料率クラス」が定められており、車種によって保険料に差があります。
しかし、軽自動車は料率クラスが適用されないため、車種による保険料の違いはありません。

26歳以上(26・27・28・29歳)の軽自動車の保険料相場

支払い方法
車両保険
一般エコノミー車両保険なし
一括払い77,000円55,000円33,500円
月額保険料6,750円4,820円3,520円

以上が、26歳以上の軽自動車の平均的な保険料です。
月払いにすると、一括払いにするよりも総額が「5%増し」になることに注意しましょう。

他の条件を同じにして「21歳以上」に年齢条件を変更すると、一般の車両保険の場合は128,000円程度、エコノミー型の場合は92,000円程度、車両保険なしの場合は55,500円程度まで保険料が上がります。
また、「全年齢対象」の年齢条件の場合は、一般の車両保険付きで250,000円程度、エコノミー型で180,000円程度、車両保険なしで110,000円程度が相場です。
「26歳以上」に年齢条件を設定すると、軽自動車の保険料が大幅に安くなることが分かります。

なお、これらの保険料は上記の条件で見積もりをとった平均値です。
保険料は、各保険会社によって差があります。

例えばソニー損保の場合は、車両保険ありで「56,020円」、エコノミー型車両保険で「42,590円」、車両保険なしで「28,130円」です。
イーデザイン損保で見積もりをとると、車両保険ありで「55,470円」、エコノミー型で「44,380円」、車両保険なしで「32,520円」といった保険料が提示されます。
一般的にダイレクト型の保険は保険料が安く、代理店型の保険は高額な傾向があります。

自動車保険の保険料は条件設定によって大きく変わるため、自分の利用条件での正確な保険料が知りたい場合は、一括見積もりなどを利用して試算してみることをおすすめします。

普通車の保険料の相場は26歳以上限定だといくら?

次に、普通車の保険料の相場をみていきましょう。
普通車は、車の型式によって保険料が異なります。
代表的な型式の車の平均的な保険料をご紹介します。

各車種の保険料の相場

軽自動車の場合と同じく、各保険会社の見積もりから平均的な保険料を算出しました。
「年齢条件・等級・免許証の色・使用条件・年間走行距離」といった見積もり条件は、軽自動車の場合と同じ条件に設定しています。

車種支払い方法
車両保険
一般エコノミー車両保険なし
コンパクトカー一括払い110,000円84,000円33,000円
月額保険料9,630円7,350円2,890円
ハイブリッドカー・ミニバン一括払い125,000円90,000円54,000円
月額保険料10,940円7,880円4,730円
ワゴン一括払い110,000円85,000円60,000円
月額保険料9,630円7,440円5,250円
セダン一括払い115,000円84,000円53,000円
月額保険料10,060円7,350円4,640円
スポーツカー一括払い105,000円76,000円52,000円
月額保険料9,190円6,650円4,550円
高級車一括払い180,000円120,000円70,000円
月額保険料15,750円10,500円6,130円

「26歳以上」などの条件で試算した各社の保険料の平均は、以上の通りです。

普通車の場合でも、「26歳以上」に年齢条件を設定することで保険料を大幅に削減することができます。
コンパクトカーの場合、「26歳以上」では車両保険付きで110,000円程度ですが、「21歳以上」の条件であれば180,000円程度、「全年齢対象」であれば350,000円程度の保険料が必要です。

普通車は型式によって保険料が異なる

上記の表の通り、普通車は車種によって保険料に違いがあります。
普通車にはさまざまな種類があり、それぞれの型式によって事故のリスクや必要になる修理費が異なるためです。
例えば高級車は、盗難の対象になるリスクが高く、事故発生時の修理費が高額になるため、保険料が高くなります。

そうした型式ごとの事故実績や保険料支払いの実績を反映した「料率クラス」が、「損害保険料率算出機構」と呼ばれる機関によって年に1回見直されています。
普通車の保険料は、型式ごとに定められた料率クラスに基づいて算出されるため、車種によって保険料に差があります。

なお、軽自動車には料率クラスが設定されておらず、どの車種でも同じ基準で保険料が計算されます。

保険料の相場をみる際には、自分の車がどのタイプにあてはまるのか調べてから料金を確認しましょう。

26歳以上になったら年齢条件を設定する

26歳以上になると、それ以前と比べて3-4割程度安い保険料で自動車保険を利用できます。
しかし、誕生日を迎えても自動的に保険料が安くなるわけではありませんし、保険会社が連絡をくれるわけでもありません。

26歳以上に年齢条件を設定して保険料を安くするためには、自分から保険会社に連絡して条件変更の手続きを行う必要があります。
26歳の誕生日を迎えたら、契約している保険会社のコールセンターに連絡して、年齢条件の設定を忘れずに行うようにしましょう。

ただし、自分以外にも運転者がいる場合は注意が必要です。
例えば、配偶者が26歳未満の場合に「26歳以上」に条件変更してしまうと、配偶者が補償の対象外になってしまいます。
年齢条件を設定する場合は、運転者の中で一番年齢の低い人を基準にする必要があります。

保険会社や設定条件によって保険料は大きく異なる

軽自動車と普通車の保険料の相場をご紹介しましたが、それらの数字は特定の条件で見積もりをとった平均値です。
保険料は、保険会社や設定する条件によって大きく変化します。

保険会社によって保険料に差がある

ご紹介した保険料はあくまで平均値であり、同じ条件でも保険会社によって保険料に差があります。

一般的に、担当者が対面で契約手続きを行う代理店型の保険会社は保険料が高く、ネットや電話で手続きするダイレクト型の保険会社は保険料が安い傾向があります。

また、保険会社によって提供している割引サービスが異なります。
自分にあった割引サービスを受けられる会社をみつけることができれば、他の保険会社を利用した場合よりも保険料を節約することが可能です。

設定条件によって保険料は全く違う

自動車保険の保険料は、設定する条件によって大きく異なります。

例えば、ご紹介した試算では等級を11等級としましたが、11等級の割引率は「47%」です。
これが20等級になると、保険料の割引率は「63%」にまで高まります。

また、試算ではゴールド免許を条件に含めませんでした。
ゴールド免許であれば、保険会社によっては最大20%もの割引を受けることができます。

さらに、年間走行距離や使用目的、運転者の範囲によっても保険料に大きな差がでます。

ご紹介した自動車保険の相場はあくまで一例であり、正確な保険料を知りたい場合は、保険会社から見積もりをとる必要があります。

保険会社を比較する際は一括見積もりを利用する

自分の利用条件での自動車保険料を正確に知りたい場合は、各保険会社から見積もりをとる必要があります。
保険料は保険会社によって大きな差があるため、保険料を安くするためには、なるべく多くの保険会社を比較することが重要です。

保険会社を比較する際に便利なのが、ネットで提供されている「自動車保険の一括見積もりサービス(無料)」です。
一括見積もりサービスを利用すれば、1回の情報入力で複数の保険会社から見積もりをとることができます。

各保険会社のホームページでも見積もりを確認できますが、自動車保険の見積もりをとるためには多くの情報を入力する必要があり、1社ごとに行うと大きな手間がかかります。
一括見積もりサービスを利用すれば、入力の手間と時間を大幅に削減できます。

一括見積もりは無料で利用できてデメリットもないため、自動車保険を選ぶ際には積極的に利用しましょう。

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まとめ

「26歳以上」に運転者の年齢条件を設定すると、自動車保険料を低く抑えることができます。
「26歳以上」の保険料は、「全年齢対象」の保険と比べて6-7割引になり、「21歳以上」に比べても3-4割引で利用できます。

軽自動車の保険料は、車両保険の有無などによって異なります。
26歳以上などの一定の条件で各保険会社の保険料を調べたところ、車両保険ありで77,000円程度、車両保険なしの場合で33,500円程度が平均値でした。
その場合の月額保険料は「3,500円から7,000円程度」です。

普通車の保険料は、車の型式によって異なります。
軽自動車と同じ条件で調べたところ、保険料の相場は車両保険ありで110,000円から180,000円程度、車両保険なしで70,000円から33,000円程度でした。
月額保険料は条件によって幅があり、「3,000円から16,000円程度」です。

ただし、自動車保険は条件によって保険料が大きく変化します。
等級が高かったり年間走行距離が少なかったりすれば、保険料はより低額になります。
正確な保険料が知りたい場合は、各保険会社から見積もりをとる必要があります。

多くの保険会社から見積もりをとる際には、「自動車保険の一括見積もりサービス(無料)」を利用するのが便利です。
一括見積もりを利用すれば、1回の情報入力で複数の保険会社の見積もりをとることができ、手間と時間を省くことができます。

今回ご紹介した保険料の相場を参考に、どれくらい保険料が安くなるのか、いちど見積もりを確認してみることをおすすめします。

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