「CMなんかを見ていると自動車保険の保険料はもっと安くできるようだし、自分も自動車保険を乗り換えて保険料を節約したい。でも、デメリットも気になる…」
これまでずっと同じ自動車保険を契約している場合は、やはり乗り換えによって生じる可能性のあるデメリットも心配になってきますよね。
そこで今回は、自動車保険の乗り換えのデメリットについて解説していきます。
乗り換えするにせよ、しないにせよ、やはり事前にデメリットを知っておくことも大切です。
それではさっそくチェックしていきましょう!
もくじ
自動車保険の乗り換えで生じる可能性のあるデメリット
自動車保険を乗り換えることによって、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
等級が引き継がれない場合がある
20等級などの割引率の高い等級をお持ちだと、自動車保険を乗り換えようというときにはやはり「等級の引き継ぎ」という部分は気になってきますよね。
実際は保険会社を変えたとしても等級を引き継ぐことができますが、中には例外もあります。
共済からの乗り換え時は注意が必要
多くの場合は問題なく等級の引き継ぎができますが、現在加入中の自動車保険が全自共や教職員共済といった共済の自動車保険である場合は、保険会社によっては等級が引き継げません。
割引率の高い等級をお持ちだとこれは大きな問題になってきますので、事前に乗り換え先の候補である保険会社へと問い合わせ、等級の引き継ぎができるかどうか確かめる必要があります。
等級の進みが遅くなってしまうことがある
自動車保険は、現契約の満期日と次回契約の保険始期日を同日にするようにして乗り換えるのが一般的です。
これは、そうしたほうが手続きが簡単だからという理由もありますが、もっとも重要なのは「等級の進み」です。
1年間無事故で過ごし保険を使わなければ、通常は翌年の契約で等級が1つ上がります。
上記のような方法で乗り換えをすれば、保険会社を変えたとしてもそれは変わりません。
しかし満期日の前に自分の好きなタイミングで自動車保険を乗り換えると、それによって等級の進みが遅れてしまいます。
解約した際の等級が次回契約に引き継がれることになるので、よほどの理由がない限り満期日前の乗り換えは得策ではありません。
詳しくはこちらをどうぞ。
継続割引が適用されなくなるけれど…
保険会社では、契約を継続してくれる利用者に対して継続割引を用意していることが多いです。
自動車保険を乗り換えた場合、乗り換え先の保険会社では新規の利用者ということになるので、当然継続割引は適用されません。
しかし自動車保険には新規割引もありますし、場合によっては継続割引よりも新規割引の額が大きくなることもあります。
ですからこの点に関しては、デメリットとして挙げるほどのものではありません。
保険会社によって事故対応の内容が異なる場合がある
つい保険料を安くすることばかりに目がいきがちな自動車保険ですが、やはり保険は万が一のことがあったときの安心のために入るものなので、事故対応の内容も保険選びでは重要となります。
事故時の即日対応の有無や相手方への連絡など、事故対応の内容はさまざまです。
保険会社によって、それらの内容が微妙に異なる場合があります。
乗り換えの際にはその点もよく比較しておかないと、万が一のときの対応に不満や不安が残ってしまうかもしれません。
現在加入中の自動車保険の事故対応の内容が充実していればいるほど、こうした部分は後に大きく響く可能性がありますから、保険料や補償内容だけでなく、事故対応の内容も事前に詳しくチェックしておきましょう。
保険会社によってロードサービスの内容が異なる場合がある
今や24時間対応が基本となっているロードサービスですが、その詳細な内容はやはり保険会社によって微妙な差が出てきます。
例えば、バッテリー上がりなどの問題への無料対応です。
「何回までなら無料で利用できるのか」という点は保険会社ごとで違いますし、また無料レッカーけん引の距離も保険会社による差があります。
「ロングドライブが趣味」といった場合はロードサービスを利用する可能性も高くなりますので、自動車保険を乗り換える際にはその点もよくチェックし、後に「ロードサービスがあまり充実していない自動車保険を選んでしまった」ということがないようにしていきたいですね。
保険会社によって特約の内容が異なる場合がある
対人・対物賠償や人身傷害保険などの補償内容に関しては、保険会社による違いはほぼありません。
しかし「特約」に関しては保険会社ごとの違いが大きい傾向にあります。
ですから今つけている特約が、乗り換え先の保険会社ではつけられないという可能性もあります。
特約をつけている方で今後もその特約を外す考えがないという方は、乗り換え先の候補に挙がっている保険会社の特約にも注目してみてください。
自動車保険の乗り換えでデメリットはほぼない
ここまで自動車保険の乗り換えで生じる可能性のあるデメリットについて解説してきましたが、ご覧いただくとおわかりになるように、自動車保険の乗り換えそのものにはデメリットはほぼないといえます。
満期日前に乗り換えることで等級の進みが遅くなるというデメリットをのぞけば、デメリットとして挙げられるものはどれも保険会社選びによって左右されるものになります。
肝心の保険会社選びに関しても、「等級の引き継ぎは問題なく行えるか」「保険料はどの程度安くなるのか」「補償内容に無駄や不足はないか」「事故対応やロードサービスの内容は充実しているか」といった部分をしっかりと考えていくことによって失敗するリスクを低くすることができます。
自動車保険の乗り換えをするなら複数の保険会社に見積もりを取ること
自動車保険の乗り換えデメリットよりも実は乗り換えによる保険料が安くなるメリットの方が大きいです。
しかし、どの様にしたら安い保険会社を見つけることができるのでしょうか?
安い保険会社を見つけるなら複数の保険会社に見積もりを取りましょう。
複数の保険会社に見積もりを取ることで安い会社を見つけることができます。
「でも複数の保険会社に見積もりを取るのってめんどくさい…」
という事もありますよね。
そこで便利なのが「自動車保険の一括見積もりサイト(無料)」になります。
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最後に
自動車保険の乗り換えそのものには、デメリットといえるほどのものはほぼありません。
デメリットになりえる要素も、乗り換え先の保険会社の保険料や特約、事故対応の内容などをしっかりと把握しておくことで減らしていくことができます。
自動車保険の乗り換えにあたり今の契約内容を見直したり、一括見積もりで各保険料を比較したりすれば、まず間違いなく今よりも安い自動車保険が見つかります。
「保険料を安くしたい」という方は、自動車保険の乗り換えを是非ご検討くださいね。