ホンダ フィットの自動車保険料の相場はいくら?年齢別など比較し解説します

 

高い人気を集めるコンパクトカーに「ホンダ フィット」があります。
フィットは、2001年の発売以来高い人気を保ち続けており、日本を代表するコンパクトカーのひとつです。
コンパクトカーの購入を考えている人の中には、フィットを選択肢に入れている人も多いでしょう。

車に乗る際に欠かせないのが自動車保険です。
フィットの購入を検討している場合には、自動車保険についても考慮する必要があります。
また、現在フィットを所有している人の中にも、自動車保険の乗り換えを考慮していて、保険料の相場が気になっている人もいるのではないでしょうか。

今回は、高い人気を誇るフィットの自動車保険料の相場をご紹介します。
保険料が安い「ダイレクト型」保険会社の保険料をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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フィットの基本情報

フィットは、本田技研工業が製造・販売するハッチバック型のコンパクトカーです。
フィットは2001年に発売され、初代は「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
現在販売されているモデルは、2013年9月にモデルチェンジした3代目です。
また、ハイブリッド車である「フィットハイブリッド」が2010年から販売されています。

保険料の相場をみていく前に、自動車保険料に関わるフィットの基本情報を確認しておきましょう。

フィットの型式別料率クラス

自動車保険は、「型式別料率クラス」と呼ばれる車種ごとに定められた料率によって保険料が決まります。
自動車は車種によって事故率が異なり、車種ごとの事故率を保険料に反映させるための基準が「型式別料率クラス」です。
料率クラスは、過去の保険金の支払実績を考慮して年に1回見直されます。

型式別料率クラスには、「対人賠償」「対物賠償」「搭乗者傷害」「車両保険」の4つの項目があり、項目ごとに「1-9」の9段階で評価されます。
数字が小さいほど事故率が低く、保険料が安めです。

フィットの型式別料率クラスは、以下の通りです。

フィットの型式別料率クラス(適用期間:2019年1月1日から12月31日)

補償内容/型式GK3GK4GK5GK6
対人賠償4364
対物賠償4434
対物賠償4444
車両保険3344

フィットは、モデルの違いによっていくつかの型式に分かれます。
2013年9月以降に販売されたフィットの型式は、「GK3」「GK4」「GK5」「GK6」の4種類です。
「GK3」「GK4」は排気量が1300cc程度のモデルに適用され、「GK5」「GK6」は1500cc程度のモデルの型式です。
「GK4」と「GK6」は、4WDの車種の型式です。

フィットは一般的なコンパクトカーであり、全体的にみると料率の数字は中程度から低めです。
ただし、「GK5」の対人賠償が高めに設定されているなど、車種によって保険料に若干の違いがあります。

フィットハイブリッドの型式別料率クラス(適用期間:2019年1月1日から12月31日)

補償内容/型式GP5GP6
対人賠償52
対物賠償44
対物賠償44
車両保険44

フィットハイブリッドの料率は、以上の通りです。
2013年9月以降に販売された型式は「GP5」「GP6」の2種類であり、「GP6」は4WDの車種の型式です。
フィットハイブリッドに関しては、4WDタイプの料率が低めです。

フィットに適用される自動車保険の割引サービス

購入したフィットのモデルによっては、自動車保険に加入する際に追加の割引サービスが適用される場合があります。

エコカー割引

エコカー割引は、契約車両が電気自動車やハイブリッド自動車などの場合に保険料が割引されるサービスです。

割引の対象となる車の種類は保険会社によって異なり、幅広い車種を対象としている保険会社もあれば、電気自動車のみを対象としているところもあります。
また、エコカー割引はすべての保険会社で利用できるわけではなく、採用しているのは10社程度です。

フィットは、2010年からハイブリッド型が販売されています。
ハイブリッド型のフィットの場合、ハイブリッド車をエコカー割引の対象にしている保険会社であれば、保険料の割引を受けることができます。

ハイブリット自動車や電気自動車といったエコカーは、環境に配慮できるうえに燃費も良いということで購入を検討されている方も増えていますね。 ...

ASV割引(自動ブレーキ割引)

ASV割引は、契約車両に自動ブレーキシステムが搭載されている場合に適用される割引サービスです。
ASVは、「先進安全自動車(Advanced Safety Vehicle)」という意味です。

自動ブレーキなどを含めたホンダの安全運転支援システムは、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」という名称です。
フィットの場合、2017年6月から販売されているモデルにHonda SENSINGが搭載されています。
ガソリン車の「13G・F」モデルと、ハイブリッド車の「ハイブリッド」「ハイブリッド・F」モデルに関してはメーカーオプションですが、それ以外のモデルにはHonda SENSINGが標準装備されています。

Honda SENSING搭載のフィットであれば、自動車保険に加入する際にASV割引を受けることができます。
ASV割引の割引率は各社共通の「9%」です。
なお、ASV割引を行っていない保険会社もあります。

最近では、安全な運転をサポートしてくれる機能が付いた車も増えてきていますね。 なかでも、衝突の危険が高まった場合に自動的にブレーキ...

フィットの自動車保険料の相場はいくら?

それでは、フィットの自動車保険料の相場をみていきましょう。

自動車保険料は運転者の年齢条件によって大きく変化するため、年齢条件ごとに保険料をご紹介します。
年齢条件は「年齢制限なし」「21歳以上対象」「26歳以上対象」「30歳以上対象」の4つに分かれているのが一般的で、年齢条件が厳しくなるほど保険料が安くなります。
保険会社の中には、30歳以上の代わりに「35歳以上」としているところもあります。

また、自分の車の修理費用を補償する車両保険の有無によっても保険料が大きく変化するため、「一般車両保険」「エコノミー型車両保険」「車両保険なし」のそれぞれの場合の保険料をご紹介します。

見積もりの条件は、以下の通りです。

・見積もり条件

型式GK3自動ブレーキ割引適用
人身傷害3,000万円車両保険金額120万
車両保険一般・エコノミー・車両保険なし対人・対物賠償無制限
免許証ブルー運転者の範囲本人・配偶者限定
使用条件日常・レジャー年間走行距離9,000km
エコカー割引なし等級10等級

フィットの型式は、一般的な「GK3」を選択しました。
「GK3」は1300cc程度のモデルで、4WDやハイブリッド型ではない車種の型式です。
また、年齢による保険料の違いを明確にするために、年齢に関わらず等級を「10等級」に設定しています。

以上の条件で、「ソニー損保」「イーデザイン損保」「三井ダイレクト」「SBI損保」の保険料を調べてみました。
これらの会社は、インターネットや電話で手続きをする「ダイレクト型」の保険会社です。
ダイレクト型は代理店のコストがかからないため、保険料が安いという特長があります。

なお、新車割引やインターネット割引など、適用できる割引サービスはすべて適用しています。

「年齢制限なし」の場合

まずは、年齢条件を設定しない場合の保険料をご紹介します。
「年齢条件なし」の場合は、保険料が割高になります。

・「年齢制限なし」の保険料(運転者年齢20歳)

車両保険ソニー損保イーデザイン損保三井ダイレクトSBI損保
一般車両保険160,190円122,120円136,090円159,560円
エコノミー型117,380円90,330円97,690円109,770円
車両保険なし81,940円65,760円71,280円61,650円

車両保険を付けた場合では、イーデザイン損保の安さが目立ちます。
SBI損保は車両保険を付けると保険料がやや高めですが、車両保険を付けない場合は最も安くなります。

なお、これらの保険料は「10等級」の基準で算出したものです。
20歳で保険に加入する場合は、初期の等級である「6等級」近辺での加入が多いでしょう。
「6等級」の場合はこれよりも保険料が高くなり、一般車両保険を付けたケースでは「180,000円から236,000円程度」の保険料になります。

「21歳以上」の場合

続いて、ほかの条件は変えずに、年齢条件を「21歳以上」に設定した場合の保険料をみてみましょう。
年齢条件を設定すると、年齢制限なしの場合に比べて保険料が大幅に安くなります。

・「21歳以上」の保険料(運転者年齢21歳)

車両保険ソニー損保イーデザイン損保三井ダイレクトSBI損保
一般車両保険88,110円81,900円72,330円91,960円
エコノミー型64,790円61,160円53,780円64,770円
車両保険なし45,490円45,130円40,610円35,790円

21歳以上の条件では、車両保険を付けると三井ダイレクトが最も安くなりました。
車両保険がない場合は、「年齢制限なし」の場合と同様にSBI損保が最も安価です。

「26歳以上」の場合

次に、「26歳以上」に設定した場合をみてみましょう。
26歳以上になると、さらに保険料が割引されます。

・「26歳以上」の保険料(運転者年齢26歳)

車両保険ソニー損保イーデザイン損保三井ダイレクトSBI損保
一般車両保険65,570円55,090円58,110円69,060円
エコノミー型48,810円42,000円44,350円49,350円
車両保険なし34,950円31,880円34,690円26,720円

26歳以上の条件では、車両保険を付けるとイーデザイン損保が最も安くなりました。
また、車両保険がない場合はSBI損保の保険料が大幅に安くなります。

「30歳・35歳以上」の場合

「30歳・35歳以上」に年齢条件を設定すると、最も大きな割引を受けることができます。

なお、SBI損保は「30歳以上」や「35歳以上」といった年齢区分がなく、「26歳以上」が年齢条件の上限です。
また、ソニー損保とイーデザイン損保は「30歳以上」が基準ですが、三井ダイレクトは「35歳以上」の基準を採用しています。

・「30歳・35歳以上」の保険料(運転者年齢40歳)

車両保険ソニー損保イーデザイン損保三井ダイレクトSBI損保
一般車両保険55,210円45,460円48,200円60,710円
エコノミー型40,130円34,440円35,010円43,590円
車両保険なし27,660円25,920円27,010円23,170円

「30歳・35歳以上」の場合でも、車両保険を付けるとイーデザイン損保が最も安くなりました。
SBI損保は、車両保険が付帯していると保険料が高めですが、車両保険がない場合は年齢に関わらず保険料が最も安いという結果になりました。

以上が、「ホンダ フィット」のダイレクト型保険における保険料の相場です。
全体的には、車両保険をつけるとイーデザイン損保と三井ダイレクトが安く、車両保険を付けない場合はSBI損保が安い傾向があります。

なお、今回は車の使用目的を「日常・レジャー」に設定しましたが、ソニー損保は「通勤・通学」に車を使用しても保険料が変わりません。
そのため、車の使用目的が変わればソニー損保が他社よりも安くなる可能性があります。

運転者を制限すると保険料はどの程度変わる?

ご紹介した試算例は、「本人・配偶者限定」に運転者の範囲を設定した場合のものです。
自動車保険は、運転者の範囲によって保険料の割引率が変わります。

運転者を制限することによる割引率は、一般的には以下の通りです。

運転者限定特約運転者の条件割引率
本人限定運転者を記名被保険者(主な運転者)に限定8%
本人・配偶者限定運転者を記名被保険者とその配偶者に限定7%
家族限定本人・本人の配偶者・同居の親族・別居の未婚の子供までが補償を受けられる1%
運転者限定なし誰が運転しても補償が受けられる0%

ご紹介した保険料の試算は「本人・配偶者限定」の条件のものであり、約7%の割引を受けた後の数字です。
運転者の範囲が変われば、保険料が変動することを頭に入れておいてください。

フィットの保険料が安い会社を探すなら一括見積もりがおすすめ

ご紹介した通り、車などの利用条件が全く同じでも、保険会社によって保険料に大きな差があります。
なるべく安い保険会社を探すためには、できる限り多くの保険会社の見積もりを確認することが大切です。
比較する保険会社が少なければ、より安価な会社を見逃す可能性が高まります。

保険会社を探す際に利用したいのが、「自動車保険の一括見積もりサービス(無料)」です。
一括見積もりサービスは、1回の情報入力で多数の保険会社の見積もりを一括で確認できるサービスです。

自動車保険の見積もりをとる際には、車種や細かな特約の有無など、多くの情報を入力する必要があります。
各保険会社のホームページでも見積もりを確認できますが、1社ずつ情報を入力するのは非常に手間がかかります。
一括見積もりサービスを利用すれば、情報入力の手間を省くことができ、とても便利です。

一括見積もりサービスは、無料で利用できる点も大きな魅力です。
フィットで加入する自動車保険会社を探している場合は、いちど一括見積もりサービスを利用して、各社の保険料を確認してみることをおすすめします。

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まとめ

「ホンダ フィット」は、高い人気を誇るコンパクトカーです。
フィットは事故率がさほど高くない車種であり、自動車保険料は中程度から低めです。

新しいフィットには自動ブレーキシステムが搭載されているモデルがあり、その場合は自動車保険のASV割引を受けることができます。
また、「フィット ハイブリッド」であれば、保険会社によってはエコカー割引の対象になる場合があります。

フィットの自動車保険料は、年齢条件や車両保険の有無によって大きく変化します。
今回の記事では、年齢条件ごとに保険料を試算し、車両保険による保険料の違いもご紹介しました。
自分の利用条件に近いケースを参照して、保険会社選びに役立ててみてください。

フィットの自動車保険料をなるべく安く抑えるためには、できる限り多くの保険会社の見積もりを比較することが大切です。
保険会社を比較する際には、「一括見積もりサービス」を利用すると、見積もりをとる手間を大きく省くことができます。

フィットの購入や自動車保険の乗り換えを考慮している人は、一括見積もりサービスを利用して、保険料がいくらくらいになるのか確認してみることをおすすめします。

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