20歳以下の自動車保険料の相場は?月額いくら?普通車、軽自動車別に解説

 

車に乗るなら任意保険、いわゆる自動車保険は必須です。
義務ではありませんが、万が一の際、相手と自分の人生を守るためにも加入しないという選択肢はありません。

しかし、現実問題、免許取りたての若いドライバーの保険料は非常に高額なこともあり、自動車保険加入時に頭を抱える方も多いようです。

そこで今回はそんな悩みを持つ20歳以下のドライバーのために
「20歳以下の自動車保険について」
解説します。

20歳の免許取りたての方の保険料はいったいいくらくらいが相場なのか。
また、条件の変化でどれくらい保険料が変わるのか。

普通自動車や軽自動車による違いや、車両保険を付ける付けないといった色々な角度から保険料の一例を紹介します。

併せて保険料を安くする方法も解説していますので、20歳以下のドライバーは是非参考にしてください。

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20歳以下の保険料は非常に高額!

まず、20歳以下のドライバーの保険料がなぜこんなに高額なのか簡単に説明しますね。
自動車保険というのは「リスクの高さ」に基づいて保険料が設定されます。

事故を起こしやすいドライバーは保険料が高く、事故を起こしにくいドライバーは低くなるようになっています。

残念ながら20歳以下の若いドライバーの事故率は非常に高く、統計でもほかの年代のドライバーに比べて2倍~4倍近い事故発生率となっています。

そのため、保険会社からは20歳以下のドライバーは、事故を起こして保険を使う可能性の高い「リスクの高いドライバー」に設定されています。

これが20歳以下のドライバーの保険料が高くなる一つ目の理由です。

もう一つの理由は、自動車保険の「等級」です。

自動車保険には等級と呼ばれるシステムがあります。
自動車保険新規加入者は6等級からスタートし、1年間保険を使わずに満期を迎えると等級が1つアップし、優良ドライバーとして保険料が安くなる仕組みです。
ランクとかステージのようなものだと思ってもらえばイメージしやすいでしょうか。

詳しく説明すると、この等級は1等級(保険料が高い)~20等級(保険料が安い)まであり、1年間保険を使わなかった場合は翌年等級が1つ上がります。
(6等級の方は7等級になります)
20等級に近くなればなるほど割引率が上がり、保険料が安くなります。

もし、事故を起こして保険を使用してしまうと、3等級ダウンします。
(6等級の方は3等級に下がります)
ダウンした分は当然割引率が下がりますので、保険料は高くなります。

細かく言えば、実際に事故を起こしたかどうかは関係なく、「保険を使ったかどうか」ですので、軽微な事故の場合で保険を使わなければ等級は下がりません。

この等級が上がれば上がる程保険料は大幅に安くなりますが、6等級から最高ランクの20等級になるまでには最低でも無事故で15年かかる計算です。

もちろん20歳以下のドライバーのほとんどは6等級~9等級です。
そのため、大きな割引が受けられないため、保険料は高い水準になるのです。

「リスクの高い年齢設定」
「等級が低いことによる低い割引率」

この2つの理由により、20歳以下の若いドライバーはどうしても保険料が非常に高額になってしまいます。

20歳以下の保険料を色々な条件から見積もり

では実際、20歳以下の保険料というのはどのくらいが相場なのでしょうか。

今回普通自動車と軽自動車、さらに走行距離や車両保険の有無などの条件で簡易的な見積もりを取って見ました。

前提条件は以下の通りです。

・ 保険は新規加入(6等級)
・ 免許の色グリーン(免許取得から3年間はグリーンです)
・ 20歳
・ 対人対物無制限
・ 人身傷害3000万円

見積もりを取ったのは国内大手の自動車保険会社A社とM社の2社。
どちらもCMをバンバン流している誰でも聞いたことがある保険会社です。

車種年齢保険免許の色対人対物人身傷害年間走行距離使用目的車両保険A社保険料M社保険料
1600cc普通車20歳新規加入グリーン無制限無制限3000万円5000kmレジャー一般277810224930
5000kmレジャーエコノミー159800197730
5000kmレジャー無し105320130980
5000km通勤一般315140272960
10000kmレジャー一般224930334890
20000kmレジャー一般333730224930
20000km通勤一般342710277660
660cc軽自動車20歳新規加入グリーン無制限無制限3000万円5000kmレジャー一般223760194660
5000kmレジャーエコノミー158280145110
5000kmレジャー無し10416091180
5000km通勤一般259260241810
10000kmレジャー一般271350195760
20000kmレジャー一般252092195760
20000km通勤一般259580241810

※捕捉
・免許の新規取得者は全員最初の3年間はグリーン
・レジャーは主に休日使用、通勤は毎日使用
・車両保険エコノミーは当て逃げや自損は対象外

結果は以上の通りです。
なお、この結果はあくまで簡易見積もりなので実際の保険料とは違ってきます。

青色の部分がリスクの低い、保険料の下がるポイント。
ついで、黄色、赤の順で保険料が上がるポイントです。

基本的に軽自動車のほうが普通車に比べて保険料が低いですね。
1~3割くらい安くなります。
そのほかでは、年間どのくらい走るか、毎日通勤で乗るのか、休日のレジャーメインなのか、などの条件で変わってきます。

この中で特に大きなポイントは「車両保険の有無」です。
一般、つまり車両損害を手厚くカバーする車両保険を付けると一気に保険料が跳ね上がります。

年間走行距離5000km、レジャー使用がメインの車の場合、車両保険を付けるとA社で277810円。
付けないと105320円。

その差は何と172490円です。

約3分の1にまで下がります。
車両保険を外すだけでも保険料の大幅な節約になりますね。

とはいえ、やはり20歳以下の保険料はどんなに安くても10万円を切るのは難しいようです。
今回唯一10万円を切ったのは「軽自動車で車両保険無し、休日しか乗らない」という契約でした。
ちょっと心もとないですね。

やはり20歳以下の保険は10万円~15万円は見ておいた方が良いようです。

保険料を少しでも下げる方法

ただ、20歳以下のドライバーは保険料が高い分、ちょっとした工夫で年間何千円、何万円も保険料を下げることが可能です。

ここではそんな高い保険料を少しでも抑える方法を解説していきます。

車両保険を外す

まず真っ先に検討したいのがこの車両保険です。
先ほど解説しましたが、この車両保険の有無で保険料の価格が何倍も違ってきます。

車両保険とは契約している車が事故で壊れたり、傷ついたりへこんだり、大破してしまった際の修理代や購入費用などを一部、または大半を補償してくれる保険です。

事故以外でも自然災害による車両へのダメージも補償されます。

特に新車で車を買った方は是非付けておきたい補償ですが、この車両保険が自動車保険の中でも特に高額になる要因です。

補償金額や契約内容、乗っている車の種類によっては年間保険料が50万円を超えることもあります。
この車両保険を付けないだけでも保険料はぐっと下がります。

もちろん車両保険を付けない場合、事故などで車が壊れても修理費や買い替え費用は一切補償してもらえません。
(ただし、車両同士の事故で相手の過失が大きい場合は相手の任意保険で補償されます)

自動車保険で一番悩むところです。
特に新車で買った人は大きく悩むところでしょう。

個人的には付けておきたいところですが、跳ね上がる保険料の額を見ると絶対におすすめ、とは言い切れません。

家族限定や本人限定を付ける

もし、自分や家族以外にその車両を運転する人がいない場合、「家族限定」「本人限定」を付けるという方法もあります。
この2つはその名の通り、家族や本人以外が運転して事故を起こした場合、保険が使えませんが、その代わりに年間保険料が安くなる特約です。

等級が高く、保険料が安い方はこの特約を付けてもそれほど効果がありません。
せいぜい1000円~3000円ほどでしょう。

しかし保険料の高い20歳以下のドライバーがこの特約を付けると1万円前後保険料が安くなることもあります。

友人が運転する可能性が1%でもあるなら付けるべきではありませんが、「絶対に家族や自分しか運転しない」と決まっているなら付けて損はありません。

注意点は「家族限定」の「家族」は主に同居の方に限られますので、注意してください。

補償条件を下げる

あまり良い方法とは言えませんが、保険の補償内容を下げるという方法で保険料を安くすることもできます。
例えば人身傷害を5000万円から3000万円に下げる。
免責(事故を起こした時に自己負担する金額)の金額をあげる。
先ほどの車両保険を外す、というのもこの補償内容の引き下げですね。

保険には色々な項目があり、中には自分のライフスタイルに合っていない項目もあるかもしれません。
そういった項目を削ることで保険料を下げることができます。

ただ、「対人」と「対物」は絶対に無制限にしておきましょう。
対人と対物は事故の際、数千万円もの賠償金額になる可能性があるからです。

ここに制限を付けてしまうと万が一の事故の際、補償が足りなくなり、不足分の多額の賠償を払う事になりますし、賠償金を受け取れない相手方にも迷惑がかかります。

対人に関しては無制限でない保険会社というのはないと思いますが、対物は1000万円や2000万円を選べるところも多いです。
ですがこの2つは必ず無制限にしておきましょう。

自動車保険に入る一番の理由がこの2つと言ってもいいくらい重要な補償です。

この2つ以外の項目を見直す場合は、できれば詳しい人に相談に乗ってもらうのが良いでしょう。

ほかの保険会社と比較し、一番安い保険会社に入る

車両保険を外す、という選択肢の次に大きな節約効果が見込めるのが、この自動車保険会社の比較です。

自動車保険会社というのは会社によって保険料の計算方法が違いますから、保険料も会社ごとに異なってきます。

先ほどの表のように2社で比較しても同じ条件なのに保険料は全く違ってましたね。
同じ補償内容でも会社が違えば保険料は全く違うのです。

新規で保険に加入するときは、できるだけ多くの自動車保険会社から見積もりを取って、一番安い保険会社に加入することで年間の保険料をぐっと抑えることができます。

特に20歳で保険料が高い時期の保険会社選びというのは重要です。
会社によっては年間で数万円以上もの差が出るときがあります。

実際さっきの見積もりでも、A社とM社、同じ補償内容で10万円以上の差があるケースもありました。

是非たくさんの会社から見積もりを取って、一番安い保険会社を探すことをお勧めします。

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とはいえ、複数の自動車保険会社に見積もりを取るというのは大変な作業です。

試しに1社見積もりを取って見てください。

1. 自動車のナンバーや排気量などの情報を入力
2. 自分の年齢や免許証の色を選択
3. 保険の補償内容を選択

難しくはないのですが、入力自体が結構面倒です。
これを何回も行うのは現実的ではありません。

そこで「自動車保険の一括見積もりサービス(無料)」を利用しましょう。
自動車保険の一括見積もりサービスは国内大手の自動車保険会社、数社の見積もりが1回の入力で手に入る大変便利なサービスです。

同じ条件や補償内容で、単純に保険料の安い会社を探す場合、これほど便利なサービスはないでしょう。

1回情報を入力したら保険料の見積もりが表示されますので、その中から一番安い保険会社を選ぶだけです。
わざわざあちこちのサイトや会社に電話したりすることなく簡単に比較が行えます。

保険というのは入ってしまうと、なかなか見直したり乗り換えるチャンスというのはありません。

だったら最初に一番安い保険会社に入ったほうが絶対にお得ですよね。
そうすることで無駄な保険料の払い込みが抑えられ、1年間はもちろん、その後数年間で数十万円もの節約効果も見込めます。

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最後に

20歳以下の保険料というのは等級も低く、リスクも高いとみなされてしまうのでどうしても高額になりがちです。

どんなに安くしても10万円前後。
普通の補償で15万円前後、少し手厚くすると20万円を超えることもあります。

そのため、節約できる点は確実に行って1円でも安く保険料を抑えたいですね。

簡単で効果の大きい節約方法は、何といっても保険料の安い自動車保険会社に加入することです。

そのためには比較検討という面倒な作業が発生しますが、自動車保険一括見積サービスを利用すればその比較検討も簡単です。

同じ条件、同じ補償内容なら安い保険会社を選ばない理由ってありませんよね。
是非、自動車保険の一括見積もりサービス(無料)でお得な保険会社を見つけてください。

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