21歳になったら自動車保険料は下がるの?手続きって何か必要?

 

「21歳になったら自動車保険料が下がる」こんな情報を耳にすることもありますね。

18~20歳の自動車保険料はかなり高額で負担が大変ですから、21歳で本当に自動車保険料が下がるのなら嬉しいものです。

ここでは、「21歳で自動車保険料が本当に下がるのか?」、「自動車保険料を下げるために必要な手続き」についてご紹介しています。

自動車保険の任意保険は万一の場合に備えて加入しておいた方が良いものですが、なるべくかかる費用を抑えて賢く加入したいものですね。

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21歳になったら自動車保険料は下がる?

「21歳になったら自動車保険料が下がる」という情報は、本当です。

これは、21歳になることで運転者年齢条件特約を「全年齢補償」から「21歳以上補償」に限定することができる上に、ノンフリート等級がアップして等級による割引率も上がるためです。

運転者年齢条件特約とは、自動車保険の補償の対象となる運転者の年齢を限定する特約です。

運転者の年齢を限定できるため、その分保険料を安く抑えることができます。

運転者年齢条件特約で定められている年齢は保険会社によって異なりますが、「21歳以上補償」、「26歳以上補償」、「30歳以上補償」、「35歳以上補償」と定められているところが多く、運転者年齢条件特約は年齢が上がるほど割引率が大きくなり保険料を安くできる要因のひとつとなっています。

運転者年齢条件特約は18~20歳の間は限定することができないため、全ての年齢を補償の対象とする「全年齢補償」となるため保険料が割高になっています。

18~20歳の自動車保険料が高くなる原因のひとつが、この運転者年齢条件特約が「全年齢補償」であるためだと言われています。

しかし、21歳になると運転者年齢条件特約を「21歳以上補償」と限定することができるようになるため、その分保険料を安く抑えられることになります。

また、ノンフリート等級も事故歴がなければ毎年1等級ずつアップしていきます。

事故を起こしていなければ、去年より1等級アップし、その分、ノンフリート等級による割引率もアップします。

例えば、18歳で免許を取得して自動車保険に加入した場合で加入以来ずっと無事故なら、ノンフリート等級が9等級となります。

ノンフリート等級も9等級となれば等級の割引率もかなり高くなり、保険料も随分と割り引かれることになります。

また、20歳で免許を取り2年目の方でも無事故なら、ノンフリート等級が一つアップして7等級となります。

ノンフリート等級7等級に上がるだけでも割引率はかなり高くなります。

このように、21歳になると、「運転者年齢条件特約が21歳以上補償と限定できる」、「ノンフリート等級がアップする」の2つの理由により自動車保険料が安くなります。

21歳になるとどれくらい自動車保険料が安くなる?

実際に21歳になることで、どの程度保険料が安くなるのかを比べてみました。

自動車は「軽自動車アルト」、「21歳でノンフリート等級9等級になる場合」と「21歳でノンフリート等級7等級になる場合」でどのくらい自動車保険料が変わるのかを見積もりしています。

・見積もりの基本条件

自動車軽自動車 アルト
免許書の色ブルー
年間走行距離7000km
運転者限定家族限定
対人賠償・対物賠償無制限

21歳でノンフリート等級が9等級になる場合

車両保険ありの場合

見積もり条件・年齢20歳以下
・年齢条件特約:「全年齢対象」
・ノンフリート等級:8等級
・年齢21歳
・年齢条件特約:「21歳以上対象」
・ノンフリート等級:9等級
年間保険料年間270,600円
(月々22,700円)
年間123,000円
(月々10,400円)
「年齢20歳以下」と「年齢21歳」の差額▲147,600

車両保険なしの場合

見積もり条件・年齢20歳以下
・年齢条件特約:「全年齢対象」
・ノンフリート等級:8等級
・年齢21歳
・年齢条件特約:「21歳以上対象」・ノンフリート等級:9等級
年間保険料年間117,200円
(月々9,900円)
年間53,300円
(月々4,600円)
「年齢20歳以下」と「年齢21歳」の差額▲63,900

21歳でノンフリート等級が7等級になる場合

車両保険ありの場合

見積もり条件・年齢20歳以下
・年齢条件特約:全年齢対象
・ノンフリート等級:6等級(はじめての契約)
・年齢21歳
・年齢条件特約:21歳以上対象
・ノンフリート等級:7等級
年間保険料年間309,900円
(月々25,900円)
年間139,800円
(月々11,800円)
「年齢20歳以下」と「年齢21歳」の差額▲170,100

車両保険なしの場合

見積もり条件・年齢20歳以下
・年齢条件特約:全年齢対象
・ノンフリート等級:6等級(はじめての契約)
・年齢21歳
・年齢条件特約:21歳以上対象
・ノンフリート等級:7等級
年間保険料年間134,200円
(月々11,300円)
年間60,600円
(月々5,200円)
「年齢20歳以下」と「年齢21歳」の差額▲73,600

それぞれの見積もりを見てみると、年齢が20歳から21歳になることで自動車保険料は大体半額程度になることが分かります。

これは車両保険の有無やノンフリート等級にかかわらず、どんな見積もり条件の場合にも年齢が21歳になることで保険料が大体半額になっています。

運転者年齢条件特約が「21歳以上対象」に変わることで大きく自動車保険料が割り引かれることが分かります。

21歳で自動車保険料を安くするための手続きは?

21歳で自動車保険料を安くするためには、自動車保険契約で「運転者年齢条件特約を21歳以上対象」に変更する必要があります。

今、20歳の方の運転者年齢条件特約は「全年齢対象」となっているはずです。

これを21歳からの契約では、運転者年齢条件特約を「21歳以上対象」へと変更します。

こうすることで21歳の自動車保険料を大幅に安くできます。

現在契約中の自動車保険をそのまま更新する場合には、運転者年齢条件特約を「全年齢対象」から「21歳以上対象」へと忘れずに変更するようにしましょう。

また契約途中でも変更手続きは可能ですので契約中の保険会社にお問い合わせください。

運転者年齢条件特約を21歳以上対象にする場合の注意点は

運転者年齢条件特約を21歳以上対象にすると、事故が起こった場合に運転者の年齢が21歳未満であった場合には補償されないことになります。

このことから、21歳未満の弟や妹などの家族が車を運転することがある場合には、運転者年齢条件特約を「21歳以上対象」に変更するか「全年齢対象」のままとしておくのか慎重に検討してみるのがおすすめです。

さいごに

21歳の自動車保険料は、20歳の自動車保険料に比べるとかなり安くなります。

ただし、21歳の自動車保険料を安くするためには、運転者年齢条件特約を「全年齢対象」から「21歳以上対象」へ変更することが重要になります。

忘れずに変更して保険料を安く抑えていきましょう。

関連記事になります。合わせてご覧ください。

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