自動車保険の車両入替をする場合の猶予期間って何日?過ぎるとどうなる?

 

車を乗り換えたときは、自動車保険の車両入替手続きをして、保険をかけている車を変更しなければなりません。
しかし、納車前に車両入替の手続きをするのを忘れていて、「自動車保険がかかっていない状態」で事故を起こしてしまう人もいるのです。
通常、自動車保険の対象になるのは、保険契約をしている車両だけですが、車両入替には30日の猶予期間が設定されており、その期間内の事故であれば、以前の車・新しい車どちらでも補償されるという仕組みがあります。
それでは、この猶予期間の仕組みはどうなっているのか、条件は何かということについて詳しくみていきましょう。

損してる?安い自動車保険を調べてみよう
私は自動車保険が高くて負担だったので見直しをしました。

自動車保険の一括見積もりで見積もりをしたら、保険料が94500円から63000円にすることができました。

一括見積もりをしただけで31500円も安くなったんです。

利用料は無料。3分の入力時間であなたに合った最安値の自動車保険が分かります

一括見積もりを利用してあなたに合った最安値の自動車保険を見つけましょう。

詳しくはこちらをどうぞ。

あなたに合った最安値の自動車保険を調べ見ている(無料)

自動車保険の車両入替の猶予期間はどれくらい?

自動車保険の車両入替の手続きをしていない場合、事故を起こしても保険料が支払われないと思っている人が多いのですが、これには30日の猶予期間が設定されています。

自動車保険には、「被保険自動車の入替における自動担保特約」というものが自動付帯されていて、条件を満たしてこの特約が適用されると、車両入替手続きが完了していない場合の事故でも補償を受けることができるのです。

猶予期間内に補償が受けられる条件としては

① 新しい車の取得日の翌日から30日以内に、車両入替の手続きを行うこと

② 新しい車の用途車種が自家用8車種の

・自家用普通乗用車
・自家用小型乗用車
・自家用軽四輪乗用車
・自家用軽四輪貨物車
・自家用普通貨物車(最大積載量0.5t以下)
・自家用普通貨物車(最大積載量0.5t超2t以下)
・特殊用途自動車(キャンピングカーなど含む)
であること

③ 新しい車の取得日が、車検証などの客観的な資料で確認できること

と定められています。

ここで注意したいのは、「車の取得日」は納車日ではないということです。車の取得日は、車検証上の「登録年月日」のことをいいます。納車日の翌日から30日間と勘違いしていると、猶予期間が過ぎてしまうことにもなりかねませんので、

取得日は、車検証上の登録年月日のこと。登録年月日の翌日から30日間が猶予期間

ということをしっかりと覚えておきましょう。

この猶予期間内に車両入替手続きを行えば、新しい車を取得してから、車両入替手続きまでの間に起きた事故も補償対象になります。

車両入替の条件についてはこちらをご覧ください。

自動車保険の車両入替をスムーズに行うためには、条件を満たしていることが必要です。 保険を契約している最中に車を購入するなどして乗り換え...

車両入替の手続きについてはこちらの記事をご覧ください。

自動車保険では、新しい車に買い替えた時には車両入替という手続きをしなければなりません。 これは、保険証券に記載されている車での事故でし...

車両入替の猶予期間で補償される車両保険の補償額はどうなる?

自動車保険の車両入替を忘れていて、猶予期間中に事故を起こしてしまった場合は、以前の車の保険内容が適用されます。

もしも車両保険をつけていなかった場合は、新しい車の修理代は補償されないことになります。

しかし、車両保険をつけていた場合は、その車両保険は「以前の車」ではなく「新たに取得した車」に適用されますので、補償額は、新しい車の時価額を限度とした金額となります。一般的には自動車保険の車両入替は、新車を買った時が多いのですが、猶予期間中の事故は「新車の、車の価額が高い方」に合わせて補償されることになりますので安心です。

ただし、猶予期間ではありますが、保険料の支払いは納車日の翌日から毎日かかってきており、猶予期間中に車両入替の手続きをした時には、追加保険料が必要となります。
猶予期間内にこの保険料が支払われない場合は、自動車保険が打ち切られてしまう場合もありますので注意しましょう。

自動車保険の車両入替をせずに自動車保険を乗り換えるメリットとデメリット

新しい車に乗り換えるのをきっかけに、車両入替をせず、まったく新しい自動車保険に乗り換えるという選択肢もあります。

どちらの方が得か、ということについては、車種などの条件により違いがありますが、最近では店舗やスタッフがいないことで保険料を安く抑えている「ダイレクト自動車保険」の人気が高く、大幅に自動車保険料が下がったという声をよく耳にします。

通常、保険の見直しというのは手間がかかり、面倒だと感じる人が多いのですが、車の乗り換え時は、どちらにしても「車両入替」の手続きは必要なので、それならば保険の乗り換えの手続きをしても良いな、と思う人が増えているのです。

自動車保険の一括見積もりサイトを使うと、簡単な入力を行うだけで、17社の見積もりを一度に取り寄せることができるので、手間をかけることなく一番安い保険会社を見つけることができます。
現在契約中の自動車保険の「車両入替後の保険料」と比較することが重要ですので、現在契約中の保険会社に、車両入替後の保険料はどのくらいになるのか計算してもらいましょう。

詳しくはこちらをどうぞ。

あなたに合った最安値の自動車保険を調べてみる(無料)

自動車保険乗り換えのメリット

契約中の自動車保険の満期が来るまえに乗り換えをする場合、メリットとしては

・今よりも安い保険料の自動車保険に変えることができる。
・今までの等級や無事故情報なども引き継げる

といった点が挙げられます。自動車保険料は、必ずかかってくる固定費です。
また、亡くなる直前まで車に乗る高齢者も増えたことから、自動車保険は、多くの人が、一生支払い続ける保険と言っても良いでしょう。
例えば自動車保険料が月5,000円安いと、年間では60,000円、5年で300,000円も安くなります。

自動車保険は長期間に渡って支払う保険ですので、毎月数千円の違いが、のちの大きなお金となってかえってくるのです。
そのことを考えると、毎月少しでも保険料が安い自動車保険に乗り換えることは、とても意味があることと言えますね。
等級もすべて引き継ぐことができますので、車の乗り換えをきっかけに、自動車保険の一括見積もりサイトなどを利用して、一番安い保険料は、現在契約中の保険とどれくらい違うのかということを確認してみるようにすると良いですね。

自動車保険乗り換えのデメリット

自動車保険を乗り換える際のデメリットとしては

・半年払い、年払いしていた保険料の還付金は、減額されて戻ってくる
・契約中に事故を起こしていた場合は、低い等級での契約となってしまう

という点が挙げられます。特に、事故を起こしたあと、新たに自動車保険を契約するときには、何段階か低い等級で契約することになりますので注意しましょう。

まとめ

自動車保険の車両入替の手続きはとても簡単で、条件さえ満たせば、車の登録日の翌日から30日間は補償を受けることができます。
また、車の乗り換えを機に、自動車保険一括見積サービスなどを利用して、より安い自動車保険を検討する人も増えていますので、色々な保険会社の保険料を見比べてみることをおすすめします。

損してる?安い自動車保険を調べてみよう
私は自動車保険が高くて負担だったので見直しをしました。

自動車保険の一括見積もりで見積もりをしたら、保険料が94500円から63000円にすることができました。

一括見積もりをしただけで31500円も安くなったんです。

利用料は無料。3分の入力時間であなたに合った最安値の自動車保険が分かります

一括見積もりを利用してあなたに合った最安値の自動車保険を見つけましょう。

詳しくはこちらをどうぞ。

あなたに合った最安値の自動車保険を調べ見ている(無料)

関連記事

自動車保険を更新したら保険料が値上がりしたけど高くなる原因は何なの?

車を購入予定だけど自動車保険はいつから契約することが可能なの?

自動車保険の車両入替をするための条件は何?3つの条件があります

自動車保険の満期日が過ぎたらどうしたらいいの?

自動車保険の更新を忘れた場合ってどうしたらいいの?等級はどうなるの?

自動車保険の契約の流れは?見積もりから契約完了までの手続きを解説