ミニフリートという言葉を聞いて何を思いつきますか?
ミニフリートと聞いても
「えっ?なにそれ?」
「保険?なにか料金が+されるような契約内容なの?」
というように、ミニフリートについて全く知らない人はどのようなものなのかわからないという人が多いでしょう。
ミニフリートとはどのような契約なのか?メリットやデメリットはどのようなものがあるのか?割引なんてものはあるのか?について紹介していきます。
もくじ
ミニフリート契約とは?
まず、ミニフリートとはどのような契約なのか?というのを知らなくては意味がありません。
なので、ミニフリートとはどのような契約なのか?について紹介していきます。
ミニフリート契約というのは1つの保険契約証券で契約開始日を同じにして、3台以上の車、9台未満の車を一度に契約することを言います。
別名、セミフリートとも言います。
2台の車を一気に契約するという場合によく聞かれるのがセカンドカー割引ですよね。
しかし、家族が多くなればなるほど、車の台数も増えてくるかと思います。
そんな時に3台以上の場合であれば、セカンドカー割引の適用もあるのはあるのですがそれは、2台の車同時契約のみの適用になるので3台以上の同時契約の場合はミニフリート契約になります。
ミニフリート契約をすると、実は保険料がセカンドカー割引のように割引があるのです。
また、ミニフリート契約は3台以上9台未満の同時契約の場合ですが10台以上の場合も会社などで車の保険を加入するという時はあるかと思います。
そのような時はミニフリート契約ではなく、フリート契約になります。
車の台数と同時に自動車保険を契約するか?しないか?で契約内容や割引が違ってくるのです。
ミニフリート契約のメリットとデメリット
そんなミニフリート契約ですがメリットとデメリットがあります。
そのメリットとデメリットを知っておくと契約する時にとても便利です。
では、ミニフリート契約のメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット
・契約者単位で保険料が決まる
・年齢条件がない
・無事故による割引が大きい
・全車両一括特約というものが使える
・保険料が安くなる
メリットというのはたくさんあります。
契約する車の数と保険金と保険料の割合によって、保険料が決まってきます。
なので、台数を増やせば増やすほど保険料が安くなるということもあります。
また、年齢条件の設定がないので若い人でも保険料が高くなってしまうなんてこともなくなります。
契約台数によっては無事故であれば、年間で15%~30%の割引を受ける場合もありますし、等級が上がると1台保険を契約しているという場合よりも割引率がグンとアップするということもあります。
保険会社からすれば、何台も車を所有していながら、無事故なのはとてもありがたいことなのでその分、割引率が高くなるのです。
同じ保険会社で一枚の保険契約証券で管理することによって、5%の割引を受けることが出来ますし、保険料が分割できたり、自動車の所有が減った場合は保険料の増減なども日割りで計算してもらうことができます。
ミニフリート契約は実はメリットがとても大きいのです。
デメリット
・契約者単位で保険料が決まる
・年齢条件がない
・運転者限定がない
一方のデメリットとしてはさほど私たちに不自由はありません。
年齢条件がないのでその分の割引がない、運転者限定がないのでその分の割引がないというのはありますがそれらはミニフリート契約に加入することで他の割引が受けることができるのでフィンフィンになります。
しかし、1台事故を起こしてしまうと全ての車に影響が来てしまうというのがとても大きなデメリットになるのではないでしょうか。
メリットとデメリットを比べて、ミニフリート契約にしたほうがお得なのか?自分にとってメリットのほうが大きくなるのか?を考えてみましょう。
自分にとって、メリットのほうが大きい場合はミニフリート契約にしたほうがいいでしょう。
ノンフリート契約とは?
ミニフリート契約というのがある一方でノンフリート契約というものもあります。
そのノンフリート契約とはどのような契約なのか?について紹介していきます。
ノンフリート契約というのは10台以下の車の同時契約をする場合の契約のことです。
ほとんどの人がこのノンフリート保険に加入していることが多いです。
車の契約を1台だけしているという場合はノンフリート契約であることが多く、車ごとに契約している場合をノンフリート契約と考えていいでしょう。
ミニフリート契約とノンフリート契約の違いとは?
ミニフリート契約とノンフリート契約については紹介しました。
しかし、その違いというのが具体的にわからなくては意味がありませんよね。
では、ミニフリート契約とノンフリート契約の違いについて紹介していきます。
まず、ミニフリート契約というのは先ほども紹介したように
・契約者単位で割引が適用になる
・年齢条件はない
・保険契約証券は契約者単位で1本
というのが決まっています。
ノンフリート契約というのはミニフリート契約とは違い、
・自動車1台単位での割引
・等級や事故の有無などで割引が決まってくる
・年齢条件や運転者限定がある
・各自動車に保険契約証券がある
というように自動車ごとの契約になっています。
会社で車を所有するという場合はミニフリート契約にしているという場合が多く、個人で契約しているという場合はノンフリート契約が多いです。
割引率は違く、ノンフリート契約であれば、契約内容をそれぞれ設定することができますがミニフリート契約は同一の契約内容になります。
ミニフリートの割引率について
ミニフリート契約の場合、割引率はどのくらいになるのでしょうか?
割引率について紹介していきます。
保険会社によって、その割引率というのは違ってきます。
もちろんのことではありますが台数が多くなれば多くなるほど、割引率が高めになっていきます。
富士火災、損保ジャパン、三井住友海上、東京海上日動などは2台目から1%の割引があります。
また、3台~5台で3%~5%。
6台~9台で5%~7%。
10台以上の場合は契約台数によって、割引率がそれぞれ違ってきます。
なので、例えば、毎月の保険料を5台で10万円支払いしていたとします。
割引率が3%の場合は97000円の支払いになりますし、5%の場合は95000円になります。
3000円~5000円も割引が適用になるのはかなり大きいですね。
ミニフリート契約を契約するとき
ミニフリート契約を契約する時はいくつか注意したほうがいいことがあります。
その注意すべき点について紹介していきます。
どこの保険会社の割引率が高いか?を確認する
まず、ミニフリート契約を契約する前にどこの保険会社の割引率が高いのか?を確認しましょう。
保険会社によって、割引率が違うというのはさきほども紹介しました。
できれば、保険料が安い保険会社に加入したいですよね!
なので、どの保険会社が安いのか?どの保険会社の割引率が高いのか?をしっかりと確認するようにしましょう。
何台から割引になるのか?を確認する
何台から割引になるのか?を確認するのはとても大切なことです。
セカンドカー割引などがあるので確認しなくてもいいだろう!と思っていませんか?
いえいえ!それではダメです。
セカンドカー割引というのはミニフリート契約ではなく、ノンフリート契約の場合に適用になります。
なので、ミニフリート契約であっても2台目から適用になるのか?それとも、3台目からの適用になるのか?を確認するようにしましょう。
この2つは保険を契約しようとしている時にとても重要です。
また、保険会社によって、保険内容や割引率は違うというのはわかっていただけたかと思うので保険会社の比較が大切です。
保険会社の比較はどうしても時間がかかってしまったり、見積もりだけでも料金が取られてしまうということや入力項目が多くて、めんどくさいということもありますよね。
そうなると、比較するのがめんどくさくて、比較せずに損したまま契約してしまうということもあるかと思います。
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まとめ
ミニフリートとはどのような契約なのか?メリットやデメリットはどのようなものがあるのか?割引なんてものはあるのか?について紹介してきました。
ミニフリート契約というのは複数台の車を一気に契約者を同じにして契約できるという保険です。
保険契約証券も1枚で済みますし、割引もあるのでとてもお得なのです。
ノンフリート契約は車を単体で契約する場合にとても便利ですが割引の範囲というのが限られてきます。
なので、車を複数台所有している人などはミニフリート契約がいいでしょう。
ミニフリート契約を契約する時にも保険会社によって保険内容も違いますし、割引率も違ってくるので各保険会社の比較が必要になります。
各保険会社の比較をする時は無料で素早く比較することができる自動車保険一括見積もりサイトの利用がオススメです。
ぜひ、参考にしてみてください。