等級というのはとても重要なものです。
等級は6等級からスタートします。
最初は割引というのはありませんが等級が上がっていくと割引率も高くなっていき、保険料が安くなっていきます。
なので、等級が高ければ高いほど保険料が安くなるのでできれば、等級をそのまま引き継ぎたい!という声がたくさんあります。
「等級はそもそも引き継ぐことができるのか?」
「家族内であれば、等級を引き継ぐことができるのか?」
というような疑問も出てくると思います。
では、今回は等級は引き継ぐことができるのか?家族内で等級は引き継ぎすることができるのか?等級を引き継ぐ場合の方法はどのようなものがあるのか?について紹介していきます。
もくじ
家族内で等級は引き継げるのか?
そもそも、家族内では等級を引き継ぐことができるのか?についてですが結果から言うと、家族内で等級を引き継ぐことが出来ます。
むしろ、家族でない友人や知人には等級を引き継ぐことが出来ないのです。
更に等級を引き継ぐ時はいくつかの条件が必要になってきます。
その条件というのは
・等級の引継ぎ相手が家族
・満期日から7日以内に乗り換え
・必要書類は保険証券と運転免許証と車検証
の3つの全ての条件がそろっていなくてはなりません。
この条件がそろっているのか?を確認してから等級の引継ぎの申請などをするようにしましょう。
等級を引き継ぎするときの状況
いつ、どのような場合の等級を引き継ぐのか?と疑問に思う人もいますよね。
そのような人のために等級を引き継ぐ場合の状況について紹介していきます。
子どもが新しい車を持つ場合
子どもが免許を取って、車を持つ場合。
保険に加入すると初心者ですし、年齢も若いので保険料が高くなります。
そうなれば、両親の等級を引き継ぐことによって保険料が少しでも安くなります。
なので、子どもが新しい車を持つ場合は等級を引き継ぎするということがあります。
家族内で車を乗り換える場合
例えば、お母さんの名義で保険に加入しており、お母さんがもう車を乗らなくなったので家族内で新しい車を購入し、契約者を変えてしまうという時に等級を引き継ぎすることが出来ます。
この場合は保険内容もそのままで等級もそのまま引き継ぐことができるので保険料を抑えることが出来ます。
この2つの状況で等級を家族内で引き継ぐということがあります。
等級の引き継ぎ方
次は等級の引継ぎ方についてです。
どのようにしたら、等級を引き継ぐことができるのでしょうか?
家族内で等級を引き継ぎする場合の方法について紹介していきます。
親が乗っている車から子供の車に車両入れ替えする場合
親が乗っている車にかけている保険を子供の車に移動することができます。
この場合は等級も引継ぎになります。
手続きの方法としては
・代理店で手続きする
・通販型の場合は電話で手続きする
この2つの方法があります。
直接店舗に行って、そのまま手続きするというのも可能ですし、ネット内だけの保険の場合は電話で手続きすることが出来ます。
子供が契約したい保険会社と親が契約している保険会社が違う場合でも家族内であれば、等級は引き継ぎすることが出来ます。
子供が新規で保険を加入するとなると保険料はどうしても年齢的にも高くなってしまいますが親が新規で加入する場合は年齢的にも割引が可能になりますし、他の割引も適用になるので新規でも安く加入することができるのです。
なので、違う保険会社に子供が加入したい場合でも等級が引継ぎすることができるので試してみましょう。
等級を引き継ぐ場合の注意点
等級を引き継ぐ場合、いくつか注意しなくてはならないことがあります。
その注意点について紹介していきます。
事故の回数なども引継ぎになる
事故をした回数や保険を使用した回数なども全て引継ぎになります。
なので、等級が事故の影響で1つ下がってしまったという場合で保険料が高くなってしまったというときもそれがそのまま引き継ぎになるのです。
引き継ぐ時はいくつかの条件がある
上記でも少し紹介したように引き継ぐ時はいくつかの条件があります。
その条件に当てはまっていなくては引継ぎすることが出来ません。
なので、自分はその3つの条件に全て当てはまっているのか?をしっかりと確認して引継ぎするようにしましょう。
等級を引き継ぐ相手がいない場合は中断証明書が必要
もし、「車を乗り換えしたり、もう車を乗らないという場合に保険の等級が最初からになるのはもったいない」・「また、車を乗る機会があるかもしれない」というような場合は中断証明書を取っておくといいでしょう。
それがあれば、等級を引き継ぎすることが出来ます。
更新が間に合わないと引継ぎ出来ない
自動車保険の更新が年に1回や数年に1回必ずあります。
その時に更新が間に合わなくては等級を引き継ぎすることができません。
更新日から7日以内の更新の手続きをするようにしましょう。
満期後の7日以内に申請しなくてはならない
満期の後の7日以内に申請しなくては更新と同様に子供にも等級を引き継ぐことができませんし、新しい車に等級を引き継ぎすることができないので注意が必要です。
この5つの注意点をしっかりと覚えておきましょう。
等級を引き継ぎしたいのであれば、更新日を覚えておくこと、中断証明書を発行してもらうこと、等級の引継ぎ条件をしっかりと覚えておきましょう。
家族以外にも等級を引き継げるのか?
家族以外にも等級を引き継げるのであれば、ラッキーですよね。
結果からいうと、家族以外に等級を引き継ぐことは出来ません。
等級を引き継ぐ条件の中にもある通り、「同居している家族でなくては等級を引き継ぎできない」というのがあります。
同居している家族っていうのはどこからどこまでなの?と思う人もいますよね。
そのような人のために当てはまる人を紹介していきます。
・契約者本人
・配偶者
・子ども
このような人が当てはまりますがどの場合も同居中の人でなくてはなりません。
自動車保険であれば、別居中の未婚の家族も適用になるというものもありますが等級の引継ぎは話は別です。
等級の引継ぎは別居中の未婚の家族は引継ぎすることが出来ないのです。
また、同居中であっても、三親等でなくては保険の適用になりません。
なので、しっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
等級は引き継ぐことができるのか?家族内で等級は引き継ぎすることができるのか?等級を引き継ぐ場合の方法はどのようなものがあるのか?について紹介してきました。
等級は家族内であれば、等級することが出来ます。
家族内と言っても同居中でなくてはなりません。
別居中の未婚の子どもであろうと等級は引継ぎすることができないので注意が必要です。
また、いくつかの注意点があります。
その注意点をしっかりと確認して、等級を引き継ぐにはどうしたらいいのか?を覚えておくようにしましょう。
基本的に等級を引き継ぎする時は代理店に行って手続きしたり、通販型であれば、電話で手続きしたりできるので自分の保険はどのような手続き方法を取っているのか?を見るようにしましょう。
等級を引き継ぐのはメリットも大きいですがその分、注意しなくてはならないこともあるので子供が免許を取って、また同居中だという時など早め早めに等級の引継ぎの手続きをしておくようにしましょう。
ぜひ、参考にしてみてください。
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