親子間で自動車保険の名義変更の手続きはどうするの?等級の引継ぎは?

 

子どもが車を運転するとなると気になるのが自動車保険料です。

6等級で年齢条件も全年齢対象や21歳以上となると、どうしても保険料は高くなってしまいます。

そこで気になってくるのが「親子間での等級の引き継ぎ」です。

20等級などの割引率の高い等級を子どもに引き継ぐことができれば大幅な保険料の節約が実現しそうですが、実際のところそれは可能なのでしょうか?

今回は、そんな親子間での等級の引き継ぎについてたっぷりと情報をお届けしていきます。

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そもそも親子間で等級は引き継げるものなの?

結論からいうと、自動車保険の等級は親から子へと引き継ぐことができます。

自動車保険の「記名被保険者」という名義を変更することにより、等級の引き継ぎが可能になります。

しかし、親子であればどんな場合においても等級を引き継げるわけではありません。

等級の引き継ぎでは「同居」がカギを握る

自動車保険の等級の引き継ぎは、以下のいずれかに該当する場合に可能になります。

・記名被保険者の配偶者
・記名被保険者もしくはその配偶者と同居している親族

記名被保険者の配偶者であれば同居していなくても等級の引き継ぎはできますが、記名被保険者の子である場合には「同居」というのが条件となります。

等級の引き継ぎは親から子へというケースが多いですが、就職や結婚等ですでに別居している場合は引き継ぎができません。

ですから引き継ぎを考えている場合には親子が同居しているうちに自動車保険の名義変更を済ませておきましょう。

また、前提条件として以下のいずれかに当てはまる必要もあります。

車の新規購入

親が車をもう1台新たに購入する。すでにある車に対しては等級の引き継ぎができない。

今乗っている車を廃車にする

親が車の運転を辞め、今の車を廃車にするという場合は新規取得以外の車に対しても等級を引き継ぐことができる。

別居していても住民票が同じ場合はどうなる?

すでに別居して親子で生活拠点が異なっている場合には、たとえ親子で住民票の住所が同じであっても同居として認められませんので自動車保険の等級は引き継ぐことができません。

ただそういった場合、書類上は同居しているように見えるため手続きをすれば等級が引き継げる可能性はあります。

しかしそれは虚偽申告となってしまいますので、同居を装ったことが発覚すれば保険の補償対象外となるリスクも出てきます。

ですからすでに別居中である場合には、親子間での等級の引き継ぎは諦めるしかありません。

自動車保険の等級の引き継ぎはどのように手続きすればいい?

自動車保険の等級の引き継ぎをしたいときには、まずは保険会社(担当者)にその旨を伝えましょう。

そうすれば後は保険会社のほうから指示が出されますので、それに従って手続きを進めていけばOKです。

なおこちらでは、補足として等級の引き継ぎの流れを2パターン紹介します。

車の新規取得を伴う等級の引き継ぎ

1.親の車から子どもの車へと車両入替をする旨を保険会社に伝える。
2.車両入替が行われた後、自動車保険の名義を等級の引き継ぎ先である同居の子どもへと変更する。
3.親の車は新たに別の自動車保険に加入する。

車の廃車を伴う等級の引き継ぎ

1.親の車から子どもの車へと車両入替をする旨を保険会社に伝える。
2.子どもの車が加入している保険を解約する。もしその保険の等級が7等級以上であれば、中断証明書を発行してもらう。
3.車両入替が行われた後、自動車保険の名義を等級の引き継ぎ先である同居の子どもへと変更する。
4.不要となる親の車は廃車手続きをする。

自動車保険の等級の引き継ぎに必要な書類

親子間で自動車保険の等級を引き継ぐ場合に必要となる書類については保険会社より具体的な指示がありますので、それに従って用意していただくことになります。

こちらでは、用意するように指示される可能性のある書類を紹介します。

・運転免許証
・住民票
・名義変更をした後の契約者(子)のクレジットカードもしくは引き落とし口座の番号がわかるもの。(保険料を分割で支払う場合)
・保険証券
・車検証(車の所有者の変更も行う場合)

等級の引き継ぎに費用はかかるの?

自動車保険の等級の引き継ぎには、費用はかかりません。

等級の引き継ぎには経済的なメリットが大きい

少し面倒に感じてしまうかもしれない等級の引き継ぎですが、たとえ面倒でも名義変更をして自動車保険の等級を引き継げば、それによって経済的なメリットを得ることができます。

18歳や21歳などの年齢の子どもが6等級で自動車保険を契約するとなると、保険料がどうしても高額になってしまいます。

とくに18歳の場合には、保険料が年間で18万円を超えるという可能性も出てきてしまいます。

これは、自動車保険の年齢条件と6等級という低い等級が関係しているためです。

18歳ですと年齢条件は「全年齢対象」になりますし、21歳でも年齢条件は「21歳以上」にしなければなりません。

これだけでも保険料は高くなりますが、それに加え等級は6等級ということで、等級による大きな割引を手にすることはできません。

そういった不利な条件でも、親子間で等級を引き継ぐことで保険料を大幅に抑えることができます。

例えば親の20等級を18歳の子どもが引き継ぐことによって、それまで18万円以上だった保険料が9万円以下にまで抑えられるという試算結果もあります。

このように割引率の高い等級が保険料に与える影響はとても大きいですので、引き継ぎを検討している場合はまずは保険会社にコンタクトを取ってみてください。

最後に

子どもが車を運転するようになると俄然気になる自動車保険の保険料も、「等級の引き継ぎ」というテクニックを駆使することで大幅に抑えることが可能です。

不慣れな手続きについても、保険会社に連絡をすれば詳細な指示をもらうことができますので心配いりません。

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