払いすぎ?軽自動車の任意保険料の相場はいくら?安くする方法も解説

 

軽自動車の任意保険料は、普通自動車の任意保険料よりも安いと言われています。

しかし、たまに知人と立ち話で自動車保険の話になったときに保険料について色々と聞いてみると、自分と同じような軽自動車に乗っているのにもかかわらず支払っている保険料が随分と安いことにビックリすることあります。

こんなとき思うのが、「ひょっとして保険料払いすぎてる?」といった疑問です。

自動車保険の任意保険料は、安いにこしたことはありませんね。

ここでは、「軽自動車の任意保険料の相場がいくら位なのか?」や「任意保険料を安くする方法」をご紹介しています。

軽自動車の任意保険料の相場を知って、よりお得な自動車保険を選べるようにしましょう。

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軽自動車の任意保険料の相場は?

軽自動車の任意保険料はノンフリート等級が同じであったとしても、「記名被保険者の年齢」や「走行距離」、「補償の範囲」、「車両保険の有無」、「契約する保険会社」などによってその年間保険料が異なります。

このことから、一概に軽自動車の任意保険料の相場がいくらと断言できるものではありません。

例えば、補償の範囲を本人だけではなく家族やその他の人と広く設定し、車両保険はフルカバーできるもの、人身傷害補償を手厚いものにすると、年齢が20歳以下の若いドライバーの場合には年間保険料が40万円程度の額になることもあります。

しかし、逆に、補償の範囲を限定し、車両保険などの補償も必要な範囲のものに限れば保険料を抑えることができます。

実際の任意保険料の概算見積もりで軽自動車の相場を知ろう

軽自動車の任意保険料は、さまざまな要因で決まります。

このことから、一概にこれ位と相場を伝えられないものです。

ただ、まったく相場の検討がつけられないものでもありません。

以下に4つの軽自動車の任意保険料の概算見積もりをご紹介しています。

この見積もりは、見積もり1と見積もり2は「アクサダイレクト」、見積もり3と見積もり4は「そんぽ24」の概算見積もりになります。

見積もり1と2では走行距離を「5,000以上~10,000km未満」と「5,000未満」に変えてみて概算見積もりを出しています。

見積もり3と4では運転者限定特約を「家族型」と「本人・配偶者限定」に変えて概算見積もりしています。

また、見積もり1~4の共通の見積もり条件として、軽自動車、ノンフリート等級:10等級、免許書の色:ブルー、そこそこの補償内容で設定し概算しています。

この4つは軽自動車の任意保険料の一例ですが、この概算見積もりを参考にして軽自動車の任意保険料の相場を見当つけてみましょう。

4つの見積もりの下に、「1~4の見積もりで分かった軽自動車の任意保険料の傾向をご紹介しています。

・見積もり1:契約条件

保険会社アクサダイレクト
車の排気量660cc以下 ダイハツ タント
免許書の色ブルー
走行距離5,000以上~10,000km未満
ノンフリート等級10等級
対人賠償保険/対物賠償保険無制限
人身傷害補償特約3,000万円
運転者限定特約家族型 

・見積もり1:年齢別任意保険料

年齢車両保険なし車両保険あり
(フルカバータイプ)
20歳72,240円139,210円
21歳49,560円98,580円
26歳31,750円58,100円
30歳以上27,850円49,470円

・見積もり2:契約条件

保険会社アクサダイレクト
車の排気量660cc以下 ダイハツ タント
免許書の色ブルー
走行距離5,000 km未満
ノンフリート等級10等級
対人賠償保険/対物賠償保険無制限
人身傷害補償特約3,000万円
運転者限定特約家族型

・見積もり2:年齢別任意保険料

年齢車両保険なし車両保険あり
(フルカバータイプ)
20歳54,810円110,330円
21歳39,050円79,330円
26歳25,240円47,290円 
30歳以上22,480円40,520円 

・見積もり3:契約条件

保険会社そんぽ24
車の排気量660cc以下 スズキ アルト
免許書の色ブルー
走行距離4,000~7,999km
ノンフリート等級10等級
対人賠償保険/対物賠償保険無制限
人身傷害補償特約5,000万円(車両保険なしの場合には人身傷害補償特約なし)
運転者限定特約家族型

・見積もり3:年齢別任意保険料

年齢車両保険なし車両保険あり
(フルカバータイプ)
20歳76,860円195,230円
21歳45,360円116,130円
26歳29,770円78,770円
35歳以上27,960円75,340円

・見積もり4:契約条件

保険会社そんぽ24
車の排気量660cc以下 スズキ アルト
免許書の色ブルー
走行距離4,000~7,999km
ノンフリート等級10等級
対人賠償保険/対物賠償保険無制限
人身傷害補償特約5,000万円(車両保険なしの場合には人身傷害補償特約なし)
運転者限定特約本人・配偶者限定

・見積もり4:年齢別任意保険料

年齢車両保険なし車両保険あり
(フルカバータイプ)
20歳76,860円195,230円
21歳45,360円116,130円
26歳29,770円78,770円 
35歳以上27,960円75,340円

見積もり1~4で分かる!軽自動車の任意保険料の傾向

軽自動車の任意保険料は、年齢が若い人ほど高い傾向がある

見積もり1~4を年齢ごとに見てみると、年齢が若い人ほど保険料が高くなります。

とくに20歳、21歳という若い年齢では年間保険料が10万円を超えることもあり、負担が重くなります。

これは、若い年齢ほど事故を起こすリスクが高いということで高額な保険料が設定されているからです。

若い年齢ほど保険料が高いという傾向はどの保険会社でも同じですが、今回の1~4の見積もりでもアクサダイクレクトとそんぽ24で保険料が違うように保険会社や補償の内容によってその保険料が変わります。

また、26歳以降の年齢になると車両保険なしの場合には年間保険料が3万円以内で収まり、負担が少し軽減されてくるようです。

車両保険をフルカバータイプのものを契約しても、6~8万円以内で収まりそうです。

軽自動車の任意保険料は、補償範囲によって変わる

軽自動車の任意保険料は、補償範囲によっても変わります。

例えば、見積もり1と見積もり2では走行距離を「5,000以上~10,000km未満」と「5,000未満」に変えて見積もりを概算してみました。

この見積もり1と見積もり2を比べてみると、車両保険あり(フルカバータイプ)の保険料が20歳139,210円であるところが20歳110,330円になります。

このように、走行距離を短い契約にするだけでも28,880円も節約できることになります。

見積もり3と見積もり4では、運転者限定特約を「家族」と「本人・配偶者限定」に変えて見積もりを概算してみました。

この場合、家族で契約した場合には、車両保険あり(フルカバータイプ)の保険料が20歳195,230円であるところが 本人・配偶者限定に変えると20歳183,640円と11,590円も節約できることになります。

軽自動車の任意保険料は、補償の範囲を広げると高く、限定すると安くなります。

軽自動車の任意保険料は、等級や免許書の色でも変わる

自動車保険の保険料は等級が上がればその分割引率も大きくなります。また、免許書もブルーよりはゴールドである方が割引率が高くなります。

見積もり1~4は、ノンフリート等級10等級、免許書の色ブルーでの概算見積もりです。

もし、あなたのノンフリート等級が10級以上で免許書がゴールドなら、同じ保険会社で契約するなら今回ご紹介した1~4の見積もりよりも保険料はもっと安く抑えられます。

軽自動車の任意保険料は、保険会社ごとに異なる

今回は「アクサダイレクト」と「そんぽ24」で概算見積もりを出してみました。

アクサダイレクトの人身傷害補償特約が3,000万、そんぽ24の人身傷害補償特約が5,000万円と補償内容の大きさが違いますが、その他の見積もり条件はほぼ同じです。

しかし、この場合でも、アクサダイレクトとそんぽ24では保険料が大きく異なっています。

自動車保険の任意保険料は、同じような補償内容でも保険会社によって保険料が異なります。

一般的に店舗を構えている代理店型の保険会社よりもインターネットで申込をするダイレクト型(通販型)の保険会社の方が保険料が安い傾向があります。

今回の見積もりしたアクサダイレクトとそんぽ24はどちらもダイレクト型の保険会社になります。

軽自動車の任意保険料の相場は、有るようでいて無い

軽自動車保険の任意保険料の相場は、有るようでいて無いとも言えます。

なぜなら、任意保険料は保険会社や補償の範囲、補償内容によって変わるからです。

任意保険料の高い保険会社を選び、補償の範囲を広くして、補償内容を手厚いものにすれば保険料は高くなります。

また、逆に、任意保険料の安い保険会社を選んで、補償の範囲を限定的にして、補償内容を最低限のものにすれば保険料を安く抑えられます。

軽自動車の任意保険料の相場は、「軽自動車の任意保険料の相場=自分が支払ってもいいと考えている保険料の額」といった感覚で自動車保険を選ぶと良い契約ができそうです。

軽自動車の任意保険料を安くするには?

軽自動車の任意保険料を安くするには、「補償の範囲を限定する」、「車両保険の有無を検討する」の2つがポイントになります。

補償の範囲を限定する

自動車保険の任意保険料は、補償の範囲を広げたり、補償内容を手厚くすると保険料が高くなります。

例えば、補償の範囲を本人限定ではなく、家族やその他の人まで広げると保険料は本人限定にした場合よりも高くなります。

また、人身傷害補償特約などの特約の補償額を高く設定し補償を手厚くすると、その分保険料が高くなります。

自動車保険の補償は万一のことを考えると手厚い補償をつけておきたくなりますが、保険料を考慮した上で決めるのがおすすめです。

実際に、人身傷害補償特約の場合には、最低補償金額の3,000万円以下の額に設定している方が多いようです。

ソニー損保の資料によると、ソニー損保では人身傷害補償特約の補償金額が3,000万円以下の方の割合が64.1%だということです。

また、イーデザイン損保の場合には、50.3%の方が3,000万円以下の補償金額を選んでいます。

車両保険の有無を検討する

軽自動車の任意保険料は、車両保険の有無によって大きく変わります。

車両保険は、自分の車の修理費などを補償してもらうものです。

車両保険には大きく分けて、全てを補償する「一般タイプ(フルカバータイプ)」、補償が限定的な「エコノミータイプ+限定A」2つがあります。

「一般タイプ(フルカバータイプ)」は、他の車とのトラブルによる破損から自然災害によるもの、当て逃げや自損事故による損害まですべて補償してもらえる契約です。

「エコノミータイプ+限定A」は、当て逃げや自損事故以外での車への損害を補償してもらえるものです。

例えば、上記の見積もり1でご紹介したアクサダイレクトの見積もりの場合、車両保険(フルカバータイプ)が有る場合の20歳の保険料は139,210円です。

見積もり1に記載していませんが、エコノミータイプ+限定Aの車両保険を付けた場合の20歳の保険料は98,810円になります。

車両保険が無い場合には、同じ条件で20歳の保険料は72,240円です。

車両保険(フルカバータイプ)が有る場合と車両保険が無い場合とを比べてみると、その保険料の差額は、66,970円にもなります。

エコノミータイプ+限定Aの車両保険が有る場合と車両保険が無い場合とでは、26,570円の保険料の差額になります。

このように軽自動車の任意保険料に対する車両保険の影響は意外と大きいのです。

保険料を安くしたいと考えているのなら、車両保険をどうするのかを熟考してみてくださいね。

軽自動車の任意保険料は、保険会社によって異なる

また、自動車保険の保険料を安くするために欠かせないことの一つに「安い保険料の保険会社を選ぶ」ことがあげられます。

軽自動車をはじめとする自動車保険の任意保険料は、保険会社ごとに異なります。

補償内容が同じ程度でも保険料が高い保険会社と安い保険会社があります。

任意保険料を安くしたいと考えているのなら「なるべく安い保険料の保険会社を選ぶこと」が大切です。

安い保険料の保険会社を見つける最も簡単な方法は、とにかく「色々な保険会社から見積もりを実際に取ってみること」です。

色々な保険会社から見積もりを取るとなると、なかなか大変に感じられるかもしれません。

しかし、最近では、住所などの個人情報を1回入力するだけで色々な保険会社から見積もりを取り寄せられる「自動車保険の一括見積もりサイト(無料)」というものがあります。

こういったサイトをかつよう利用すれば手間がかからず、複数の保険会社から見積もりを取り寄せられます。

ぜひ、色々な保険会社から見積もりを実際に取り寄せてみて、安い保険会社を選んでみてくださいね。

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さいごに

軽自動車の任意保険料は自分に必要な最小限の補償を付けてなるべく安い保険料の保険会社と契約すれば、「保険料を払いすぎている?」と心配することもありません。

自動車保険を契約するとなるとその相場が気になるものですが、相場は色々な保険会社から見積もりを取り寄せることで自ずとわかってきます。

軽自動車の任意保険料の契約で失敗しないためには、なるべくたくさんの保険会社から見積もりを取り寄せてみて比べてみることが大切です。

複数の保険会社から見積もりを取り寄せて比べると、補償の割に保険料が高い会社と良心的な保険料の会社が一目瞭然で分かります。

軽自動車は普通自動車に比べて維持費が安くて乗りやすい便利な自動車です。

地方都市では一人一台所持していて生活必需品といった趣もあるものですから、軽自動車の任意保険料はできるだけ安く抑えておきたいものですね。

なるべくたくさんの保険会社から見積もりを取り寄せてみて、あなたに合った保険を選んでみてくださいね。

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