今では1人1台車を持つ時代です。
車を持てば、自動車保険にも加入しておいた方が安心ですよね。
1家庭で2台も3台も所有している場合、保険料が高額になったり、等級がバラバラだったりするのでは?という疑問も生まれてきます。
「車をもう1台持ちたいのだが、等級はどうなるの?」
「等級が違うのではあれば保険料は?」
など、等級が高ければ高いほど保険料は安くなるので1番気になるのは等級についてでしょう。
では、今回は車を複数台所有する場合の等級はどうなるのか?保険料はどのようになるのか?について紹介していきます。
もくじ
車の複数台所有で等級は?
車を複数台所有する場合、等級というのはそれぞれ違います。
1台目は元から自動車保険に加入しており、等級も契約年数によって、かなり進んでいますよね。
しかし、2台目ともなるとノンフリート保険に加入していれば、1台ずつの契約になるので2台目の車は自動車保険を新規での契約になるのです。
新規の契約というは等級も最初の6等級からのスタートになります。
「6等級からのスタートであれば保険料が高くなる!」
と思っている人もいるでしょう。
いえいえ!実際はそんなことはないんです!
等級というのは入れ替えを行って安くなる場合があるんです。
例えば、1台目の車の等級が20等級だったとします。
そして、2台目の車を購入し、自動車保険に加入するとなれば新規契約になるので等級は6等級になります。
しかし、2台目の車を息子に乗せたい!という場合や2台目の車をメインで乗りたい!という場合もあるでしょう。
そこで今の自動車保険というのは等級を1台目と2台目で入れ替えすることが出来るのです。
1台目の車を等級6に。
2台目の車を等級20にすることができます。
この方法は1台目より2台目の方が保険料率が高い場合に保険料を下げることができます。
例えば、1台目が軽自動車で等級が20級。
新しく購入する車がミニバンの場合は保険料率が高いので1台目の等級20を入れ替えることで全体での保険料を下げることができます。
具体例を出すと
・1台目が軽自動車で等級20で保険料は36000円
・2台目がミニバンで等級6で保険料は180000円
合計で216000円
これを入れ替えると
・1台目が軽自動車で等級6で保険料は55000円
・2台目がミニバンで等級20で保険料85000円
合計で140000円
等級を入れ替えるだけで年間76000円もお得になります。
等級の入れ替えをしたからと言って必ずしも保険料が安くなるわけではありませんが、一度シミュレーションしてみるといいですね。
また、等級というのは同居している親族であれば引き継ぎすることができます。
2台目の車の等級を息子に譲りたい!という場合も自動車保険会社に申請すれば、引き継ぎができます。
自動車保険はまとめてはいれる?
自動車保険を1台ずつバラバラに加入しているというのはとてもめんどくさいことですよね。
バラバラの違う自動車保険会社に加入するのではなく、同じ自動車保険会社に加入することができるのでしょうか?
まとめて入れるのか?
自動車保険会社にまとめて入ることができます。
自動車保険会社にバラバラに加入してしまうととても面倒くさいことになってしまいますし、私自身も自動車保険会社は2台とも同じ自動車保険会社に加入しています。
もちろん、まとめて同じ自動車保険会社に加入している場合はメリットもデメリットもあります。
では、次は同じ自動車保険会社に加入している場合のメリットとデメリットについて紹介していきます。
まとめてはいる場合のメリットとデメリット
メリット
まずはメリットについてです。
・割引がある
・分割払いにしても分割割増がない
・管理しやすい
このような3つのメリットがあります。
まとめて同じ自動車保険会社に加入すれば、割引も受けることが出来ます。
自動車保険会社によっては割引も違ってきますし、割引の種類も2つほどあります。
詳細については下記で紹介していきます。
割引の例で出すとすれば、ノンフリート多数割引です。
T社では3台~5台所有の場合で3%の割引。
S社では2台所有で3%の割引。
M社でも2台で3%の割引を受けることが出来ます。
また、自動車保険会社ではほとんどの場合で1年分の保険料を1回で支払わなくてはならない「一時支払い」というのがメインになっています。
なので、毎月払いしにすると5%ほど割り増しになってしまうのですが上記のノンフリート多数割引が適用になると割り増しした分のお金を払わなくてもいいということになるのでとてもお得です。
複数の自動車保険会社に加入しているとどれがどの車の保険なのか?というのが管理しづらくなってしまいます。
違う保険に加入している場合で重複した内容の保険になっていれば、無駄にもなってしまいますし、保険の継続の手続きも1回ですることができるのでやはり、自動車保険はまとめて加入していたほうがいいでしょう。
ノンフリート多数割引についてはこちらの記事で解説しています。
デメリット
メリットのほうが大きく、デメリットとしてはあまりありません。
しいていえば契約する台数によってノンフリート保険なのか?フリート保険なのか?が違うということです。
保険の内容が違ってくるので契約条件や割引条件、保険料が違ってきます。
しかし、ノンフリート保険やセミフリート保険などは1台や2台で加入することができ、フリート保険は10台以上の場合の加入になるので個人の人が自動車保険を契約するというような場合はフリート保険に加入するということも滅多にないことなので心配は入りません。
このようにまとめて同じ自動車保険会社に加入する場合はデメリットよりもメリットのほうが大きくなっています。
なので、複数台車を所有しているのであれば、まとめて保険に加入するということをオススメします。
割引を利用しよう!
上記で紹介したように複数台車を所有しており、まとめて同じ自動車保険会社に加入してる場合は保険料も安くなります。
割引もあるのでそれを上手に利用すれば、通常価格よりも安い保険料になるのです。
割引の種類
では、どのような割引があるのか?について紹介していきます。
・セカンドカー割引
・ノンフリート多数割引
この2つの割引が存在します。
セカンドカー割引というのは保険会社が違っても利用することが出来ます。
例えば、1台目の車をすでに契約しており、等級が11等級以上だった場合。
2台目の車は通常は6等級からスタートになりますがセカンドカー割引のおかげで7等級からのスタートになるのです。
しかし、条件があり、
・1台目の自動車保険の等級が11等級以上であること
・2台目の車と1台目の車が同じ車種であること(自家用8車種、二輪)
・2台目の車と1台目の車の所有者や主な所有者が個人であり、同じであること
この3つの条件が揃っていなくては、セカンドカー割引を適用することができませんが、もしセカンドカー割引利用すれば、保険料も安く済みます。
セカンドカー割引というのは申し込みしないと適用にならないので車の購入が決まった時点で自動車保険会社に話を聞いておくといいでしょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
2つ目の割引として、ノンフリート多数割引があります。
上記でも少し触れていますがまとめて同じ保険会社に加入することで適用になる割引です。
セカンドカー割引とも合わせて使用することができる割引なのでバラバラに違う自動車保険会社に加入するのではなく、同じ自動車保険会社に加入したほうがいいでしょう。
保険の見直しをしよう!
割引だけを利用するというのが保険料を安くするポイントではありません。
今加入している保険を見直しするということも保険料を安くするポイントになるのです。
ネットで簡単に見積もりをすることができる「自動車保険一括見積もりサイト(無料)」が便利です。
このサイトの特徴としては
・無料で見積もりしてもらえる
・必要事項の入力もたったの10分
・最大で5万円保険料が安くなる
・各保険会社に交渉ができる
・保険の相談も簡単にできちゃう
このような特徴があります。
保険料の見積もりは無料ですし、必要な事項を入力するだけで見積もりしてもらうことが出来ちゃうんです。
また、最大で5万円も保険料が安くなるのはかなり大きなことですよね。
見積もりしてもらった後は各保険会社に話を聞いたり、相談に乗ってもらうなんてこともできるのですぐに保険に加入しなくても問題ありません。
このように割引を適用したり、自動車保険一括見積もりサイトで保険を改めて見積もりしたりすることによって、保険料を今よりも安くすることができるのです。
2台目の車で自動車保険で迷っているのであれば、ぜひ利用してみてください。
詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
車を複数台所有する場合の等級はどうなるのか?保険料はどのようになるのか?について紹介してきました。
車を複数台所有するのは悪いことではありません。
しかし、多くの人が保険料を気にしています。
車を複数台所有しても等級は1台目のものを2台目に移行することができます。
また、セカンドカー割引やノンフリート多数割引という割引もあるので保険料を安くすることができるのです。
さらに保険料を安くしたい!という人は自動車保険一括見積もりサイトを利用して、自分の今の自動車保険料を見積もりしてみるのもいいでしょう。
私も自動車保険一括見積もりサイトを利用したことによって、今までは年間に8万円ほど自動車保険料がかかっていましたが5万円ほどになりました。
3万円も安くなったのはかなり大きなことです。
車を複数台所有していても自動車保険料を安くする方法はたくさんあるのでぜひ、参考にしてみてください。