自動車保険を更新したら保険料が値上がりしたけど高くなる原因は何なの?

 

自動車保険は満期を迎えて更新するたびに等級が上がり、保険料が安くなります。
1年に1回、満期時のお楽しみですね。

ところが。

今回更新したらなぜか保険料が上がっている!
そんな経験はありませんか?

実は場合によっては翌年度の保険料は上がることがあるんです。
滅多にないケースなだけに皆さん一瞬混乱してしまうようです。

そこで今回はそんな自動車保険更新時の値上がりについて。
値上がりする3つのケースと保険料を上げないようにする方法、さらに保険料を引き下げる方法を解説します。

保険会社から更新のお知らせが来たけど、値上がりしてびっくりしている。
不思議に思っている。

そんな方は是非参考にしてみて下さい。

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更新したら保険料が上がるケースがある!?

これに関しては通常ではあまり考えられません。

自動車保険には「等級」という仕組みがあり、基本的には1年の更新で等級が上がり、保険料が安くなるようになっているからです。

等級とは、ドライバーの「事故リスクの低さ」を表すランク制度のようなものです。

1等級から20等級まであり、等級が高ければ高いほど、優良ドライバーとみなされます。

新規契約の場合、6等級からスタート。
保険を使用せず満期を迎えて保険を更新すると1等級上がります。
6等級の方は7等級になります。

もし、事故を起こし保険を使用してしまうと等級が3つダウンします。
6等級のドライバーは翌年3等級になります。

この等級が高ければ高いほど保険料の割引率が上がり、保険料が安くなります。
逆に6等級から低くなればなるほど保険料は割り増しになります。

無事故を続けて、保険を使用していない等級の高いドライバーは「事故のリスクが低い」とみなされ、保険料が安くなるようになっているのです。

この仕組みで考えると、事故でも起こしていない限り、保険料が高くなることはないはずですよね。

実際その通りで、繰り返しになりますが、通常であれば保険料が上がることは無いのです。

それでも保険料が上がった、という方は「通常でないこと」が起きた可能性があります。
保険に関して何らかの「変化」が起きて、保険料に影響したということが考えられます。

保険料が上がる3つのケース

では、その「変化」。
どんなことが考えられるでしょうか。

ここでは更新で保険料が上がる可能性のある3つのケースについて解説します。

事故を起こして保険を使用した

まず、一番に考えられるのがこの事故を起こして保険を使用した場合。

保険を使用すると等級が下がりますので、保険料は当然上がります。
多分、この原因が思い当たらない人はいないと思いますが、一応念のため解説します。

先ほど触れたように、保険料は基本的に「等級」で決まります。
1等級でも上がるとかなり安くなります。

しかし事故を起こすと、3等級ダウンになりますので、保険料は「大幅に」上がります。

保険料がいきなり、しかも大きく上がった場合はこの等級ダウンによる保険料の値上がりが考えられるでしょう。

なお、事故を起こしても保険を使用しなければ等級は下がりません。
下がった等級を元に戻すには何年もかかりますし、その間は高い保険料を払い続けなければいけません。
年齢や契約内容によっても変わってきますが、5~10万円以内くらいの損害の軽微な事故であれば、自己負担で解決するのも一つの方法です。

契約内容・補償内容を変えた

事故を起こした覚えがない。
でも保険料が上がった。

この場合は「契約内容そのもの」に変更があったことが考えられます。

もちろん、勝手に契約内容が変更になることはありえません。
加入者側から何らかの条件を変更したか、特約を付けた、という場合です。

例えば、以下のようなケースが考えられます。

使用目的をレジャーから通勤に変えた

保険の契約で「使用目的」と言う項目があります。
月平均15日以上乗る場合は通勤、それ以下の場合はレジャーと区別しています。

ライフスタイルに変化があり、この項目をレジャーから通勤に契約内容を変更した場合、保険料が大きく上がります。

乗る頻度と走行距離が多くなるので、事故の確率、リスクが大きく上がります。
そのため、等級が1個上がっても、相殺しきれず保険料は若干増えるようです。

一例として58000円程度の保険料の方が使用目的を通勤に変えたところ、1等級上がっても保険料は64500円に上がりました。

車両保険を付けた

最も保険料がアップする理由としてはこの車両保険を付けた場合です。

車両保険を付けた場合、車種にもよりますが基本的に非常に大きく保険料が上がりますので、等級1個上がった程度では相殺できません。

一例で試算したところ、29700円程度の保険料の方は49590円まで上がりました。
約2倍です。

保険料が大きく上がった場合は、この車両保険を追加していないかどうか確認してみましょう。

他の契約内容を少し変えた程度では保険料はそこまで上がりません。
試しに人身傷害を3000万円から5000万円に引き上げてみましたが、このくらいでは保険料は上がりませんでした。

大きく契約内容を変えたり、補償金額を極端に大きく上げないかぎり保険料が上がることは無いようです。

他にも、考えられる要因としては去年の更新時には「インターネット割引○○万円」や「事前更新で○○円引き」と言うキャンペーンやサービスに該当するタイミングで申し込んだのに、今回は対象外だった、と言うことも考えられます。

こういうケースが考えられます。

大きく上がった場合は契約内容を変更していなかどうか。
ちょっとだけ上がった場合は割引が適用にならなかったのではないか。

これらを確認してみるといいでしょう。

保険会社の保険料が上がった

あまり考えられないケースですが、保険会社の保険料そのものが上がる、というケースもあります。

例えば、10等級から11等級にアップすると、年間約1000円前後(保険会社によって違います)保険料が安くなります。

保険会社側でこの価格以上の保険料アップがあれば、なんの変更もしていなくても、更新時に保険料が上がる可能性はあります。

もし、このケースだった場合、対応しようがありません。
諦めるしかないでしょう。

保険料を下げる方法

では、先ほどの3つのケースを踏まえて保険料を下げる方法を解説します。

保険を使用しない

まず、事故を起こして等級がダウンしたことによる保険料アップに対しては「保険を使わない」事で対応するしかありません。

10等級、20代半ばくらいの方で事故を起こして保険を使ったとします。
すると3等級ダウンしますので、保険を使わなかったときに比べて保険料でざっくりですが2万円~5万円ほど損をします。

ということは数万円程度の軽い事故であれば自己負担で修理、もしくは賠償したほうが得になる可能性があるということですね。

最近の車の修理費はかなり高いので、あまり考えられないケースです。
しかしライトを1個割ってしまったといったケースなら保険を使うともったいない場合も考えられます。

とはいえ、万が一の際に使用するための保険です。
大きな事故の際は遠慮なく使用しましょう。

契約内容を変えない

契約内容を変えると保険料が上がる可能性があります。
保険料を上げたくない場合は契約内容を変えないことが重要です。

ただ、補償内容をけちって保険料を下げるのはお勧めしません。
自分に合った、必要な補償を付けるようにしましょう。

また、前年度の使用目的や条件が変わる場合は、たとえ保険料が上がることになってもきちんと変更手続きをしてください。

例えば、今年から通勤で使うようになったのに更新時に「レジャー用」と偽るのは論外です。
偽った状態で事故を起こした場合、告知義務違反となり、保険金が支払われない可能性があります。

また、保険料が上がることになっても、
「自分にとって必要な補償」
と思えば補償内容を厚くするべきです。

車両保険が必要と思えば車両保険を追加する。

人身傷害が足りないと思ったら補償金額を上げる。

補償を厚くすることによる保険料アップは「値上げ」ではありません。
万が一に備えるまさしく「保険」です。

現在自分の加入している補償内容をもう一度見直して、自分に必要な補償を付けましょう。

保険会社の見直しをする

保険料そのものが上がってしまったらどうしようもありません。
その保険会社に対しては何もできません。

ですが、「保険会社を乗り換える」と言う方法があります。
ひょっとしたら今の保険会社よりも保険料の安い会社があるかもしれません。

もし少しでも保険料を安くしたい場合は、他の保険会社への乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。

保険会社の見直しで保険料は大きく下がる?

自動車保険の保険料を下げる方法として「保険会社の乗り換え」があります。
これによって、契約内容を変えたとか、保険会社が値上げした、という程度なら、値上げ分を相殺したうえに、ひょっとしたらさらに節約できる可能性があります。

それくらい保険会社の保険料というのは違うのです。

例として、以下の条件で国内大手5社に見積もりを取ってみました。

・ 10等級
・ 20代後半
・ 普通自動車
・ ゴールド免許
・ 対人対物無制限
・ 人身傷害5000万円
・ 車両保険あり

細かい特約などは会社によって違いますが、条件や補償内容はほぼ同一です。

見積もりの結果は以下の通りです。

保険会社S社T社M社A社O社
年間保険料34830円39890円49370円51520円56320円

同じ補償内容にもかかわらず、S社とO社ではなんと年間21490円の差が出ました。
S社に比べて、O社は1.5倍以上保険料が高いのです。

これだけ保険料が変わってくるとしたら、多少手間をかけてでも乗り換えを検討する価値はありますね。

これは10等級の場合ですが、もし、6等級などの保険料が高い方の場合はもっと差が開くケースもあるようです。

このように、もし保険料を大きく下げたいと思ったら、保険会社の見直しが一番効果的です。

保険会社の見直しなら自動車保険一括見積サービスがおすすめ

もし自動車保険を見直したい、更新時に安くしたいと思ったら、自動車保険の一括見積もりサイトがおすすめです。
このサイトは国内数社の自動車保険会社の見積もりが簡単に取れるサービスです。

免許証と車検証、現在加入中の自動車保険証を用意して、サイトで情報を1回入力するだけ。
これで一括で見積もりを取ることができます。

後はその結果を見て、一番安い保険会社を選ぶだけです。
先ほどのように年間数万円下がるケースもありますので、ぜひ検討してみてください。

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最後に

通常であれば更新の際に保険料が値上がりするということは考えられません。
更新で等級が上がれば保険料は下がるからです。

それでももし上がった場合、以下を疑ってみてください。

・事故を起こして保険を使っていないかどうか
・補償内容や契約内容を変えていないかどうか
・保険会社が値上げしていないかどうか

もしこれに当てはまって保険料が上がってしまった人も、そうでない人も保険会社の乗り換えで保険料を下げることができるかもしれません。

更新時は自動車保険会社の乗り換えで保険料を下げるチャンスです。

まずはどのくらい下げられる可能性があるのか。
自動車保険の一括見積もりサイトで見積もりを取って見てはいかがでしょうか。

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